- Amazon.co.jp ・電子書籍 (344ページ)
感想・レビュー・書評
-
すごく多くの事例を詳しく取材し、アルゴリズムの活用という観点でまとめた労作。ただ、元々の構想だったというとおりに、金融取引のアルゴリズム利用に絞った方が、焦点もくっきりして手に取りやすい本になったのではないかと思う。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ちょっと行き過ぎている感がある。
少なくとも日本はこうなっていない(幸か不幸か。不幸だな) -
アルゴリズムが世界を支配する
-
標題に期待してよんだが、いささか華々しいストーリー優先、ジャーナリスティック過ぎて、やや期待外れの一冊。もとフォーブスのライターということでなるほどという感じ。 現状、アルゴリズムはまだまだ万能ではないし、本書は大きく見せがち。
AIの一機能としてのアルゴリズムを、専門家著者、またはしっかりした監修の本を読んでみたい。 -
未来どころか、現在でもアルゴリズムが蔓延している。
楽天的に考えると未来はバラ色。
悲観的に捉えると暗黒の社会。
結局捉え方次第、技術の使い方次第なのではないか。
ただ、情報強者で居続けなくてはいけないのだろう。インプットは怠らないようにしないといけないかな。
医療への適用は、個人的には早く一般的になって欲しい。 -
ドイツの数学者ゴットフリート・ライプニッツが300年も前に曰く「世の中のあらゆる事象は二者択一の選択肢までに分解できる」と。
人間のすごいのは、その複雑で難解な分岐を瞬時に結論で付けられる能力にある。
逆に機械化、アルゴリズム化することのメリットは、正確なジャッジを大量に、瞬時にできる点にある。
選択肢はアルゴリズムで提示できるが、最後の判断、意思決定は人間に残ると私は思っています。 -
リーマンショックがその後のITに大きく影響している云々あたりが意外で面白かった。
-
思わぬところもアルゴリズムに支配されていることがわかって興味深かったが、ちょっと長くて冗長だったかな。
-
プログラムもおたくの仕事ではなく、ボットが将来的に担う役割を考えると、かなり重要なものなのだと認識できた。
なんかほっとした。
ただ長くて読むのが大変だった。 -
アルゴリズムを軸に据えたテクノロジー史といった感じ.株の話が非常に多いので読みづらく感じたけど,2章の人類の歴史とアルゴリズムの歴史の話や10章の未来予測の話は面白く読めた.
技術とアルゴリズムの進化によって仕事は簡便化され,新たなスキルが要求されるので,現状に甘んじず常に先を予測しなければいけないのだなあとぼんやり思った.