NATIONAL GEOGRAPHIC (ナショナル ジオグラフィック) 日本版 2013年 11月号 [雑誌]

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制作 : ナショナル ジオグラフィック 
  • 日経ナショナルジオグラフィック社 (2013年10月30日発売)
  • Amazon.co.jp ・雑誌
  • / ISBN・EAN: 4910068471130

NATIONAL GEOGRAPHIC (ナショナル ジオグラフィック) 日本版 2013年 11月号 [雑誌]の感想・レビュー・書評

  • 久しぶりのナショジオ。しかも今更。

    ここ最近、私の地方でも「竜巻注意報」が出る。
    今まではなかったのに…怖いなぁ…
    と思うだけだったけど、もっとちゃんと怖がらないと!

    突然現れ、驚異的なパワーとスピードを持つトルネード、
    捕まったら逃げられない避けられないとか怖すぎる。
    どんだけ繁栄しても科学が発達しても、
    人間なんて自然には適わない。忘れないでおこう。

  • 巨大竜巻との死闘

    今年5月31日、ナショジオ誌でもおなじみの竜巻追跡の第一人者ティム・サマラスが、米国オクラホマ州の竜巻で死亡した。慎重だった男に何が起きたのか。

    文=ロバート・ドレイパー

     日本でもたびたび観測され、ときに甚大な被害をもたらす竜巻。そんな自然の脅威を追いかける男たちが北米にいる。竜巻追跡人、ストームチェイサーだ。

     彼らはやみくもにスリルを求めたり、科学の名を借りてヒーロー気取りで無謀な冒険を企てたりする無鉄砲な輩ではない。

     とりわけティム・サマラスは、有名な竜巻追跡人かつ発明家で、ナショナル ジオグラフィック協会の支援研究者でもあり、慎重の上にも慎重を期すことで知られていた。
     彼が10年にわたって取り組んできたのは、竜巻の進路に「プローブ」と呼ばれる観測装置を置く手法だ。大きな危険を伴うが、サマラスはリスクを最小限にしようと努め、観測装置を素早く設置する練習を繰り返した。

     チームのメンバーの命を守るため、気象パターンを綿密に調べ、いざという時の避難ルートもいくつか想定しておくのが常だった。それでも道路状態が悪かったり、豪雨に視界を閉ざされて竜巻の進路を見極められないときは、ためらわずに追跡を打ち切った。

     「彼が『だめだ、危険すぎる』と言って、追跡をやめたことが何度あったかわかりません」と、サマラスの追跡チーム「ツイステックス」の一員であるトニー・ローバックは言う。「じれったいと思うこともありました。『大丈夫、行けますよ』と、よく抗議したものです。でも、彼はとても慎重でした」

     サマラスの慎重さは追跡人たちが認める事実だ。
     それを踏まえると、5月31日に彼を襲った悲劇は、納得がいかない。

     「ワトンガの南で嵐が発生。危険な一日の始まりだ。天候の変化を賢く読め」
     2013年5月31日、これがサマラスによるツイッターへの最後の投稿となった。

     サマラスの遺体はその夜、追跡チームの車の助手席から見つかった。
     遺品のノートパソコンは小川で見つかり、遺体が発見された後も数日間、所持品の捜索が続けられた。

     完璧なプロでも、致命的なミスを犯すということか。それともオクラホマ州エルリーノを襲った竜巻は、どんなに慎重な読みも裏切るような怪物だったのか。

     調査が進んでも、疑問のいくつかは解明されないだろう。そもそも竜巻自体にも多くの謎が残っている。
     過去40年余り、観測機器の進歩に伴い、スーパーセル(竜巻をもたらすことのある巨大積乱雲)を継続的に観測する技術も向上してきた。気象学者の藤田哲也が開発した「フジタスケール」と、それを改良した「改良フジタスケール」を使って、竜巻の破壊力を事後に評価することもできる。
     それでも、竜巻研究の権威ハワード・ブルースタインが言うように、「どのスーパーセルが竜巻を生むのかを見極める決め手は、わかっていない」のだ。

    ※ナショナル ジオグラフィック11月号から一部抜粋したものです。
    編集者から

     特集の写真や地図を見ていて、竜巻追跡は米国の平原地帯でないとできないことだと感じました。人家がほとんどなく、道路はまっすぐで交通量も少なく、いざというときの逃げ道を十分確保できるからこそ、ストームチェイサーが集まってくるのでしょう。日本の場合は、人も車も多く、避難路も限られるので、安全を確保できませんし、住民の避難の邪魔にもなります。サマラスの死を教訓に、安全な調査手法が開発されることを願っています。
     日本版では、防衛大学校の小林文明教授に、日本の竜巻の実態について解説していただきました。こちらもぜひお読みください。(編集T.F)

    南太平洋 サンゴの楽園

    水中写真の名手デビッド・デュビレが... 続きを読む

  • 「ストームチェイサー 巨大竜巻との死闘」
    アメリカ巨大竜巻の記事。衝撃でした。
    最近、日本でもよく竜巻の被害が聞かれるようになり、
    対岸の火事では済まされない問題です。

    竜巻追跡のベテランでも、一瞬のうちに命を落としてしまう。
    自然の猛威の前では、人間という存在はあまりにもちっぽけですね…
    ティム・サマラスさんのこれまでの働きが無駄になりませんように。
    竜巻について少しでも研究が進む事を祈っています。

    「ナイジェリアの混迷」
    先月のコンゴの記事に続き、ありえないほどの治安の悪さ。
    宗教の問題は、いつの時代も数えきれない程の死者を出すのですね。
    それだけでなく、イスラム過激派の犯行を隠れ蓑にして、
    様々な暴力、襲撃、虐殺が横行しているという、悲しい事実。

    同じくアフリカのブルンジは、
    飢餓の状況が世界で最も深刻であるとされる国のひとつらしい。
    5歳以下の子どもの約6割が栄養失調!

    アフリカの内紛、政治腐敗、食料不足…どうにかならないのか…

  • 巨大竜巻との死闘
    日本の竜巻、その実態
    サンゴの楽園、再び
    海のフロンティア
    ナイジェリアの混迷
    ノルウェーの海岸を行く
    ウィルスを追い詰める
    発掘調査はおあずけ

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