空が灰色だから　５ (少年チャンピオン・コミックス) [Kindle]

著者 : 阿部共実

• 秋田書店 (2013年3月1日発売)

感想・レビュー・書評

[サトさんの感想 · 2020年9月21日]

最終巻。
終わってしまった。
とはいえ短編なのでまああまり終わってしまったさみしさはない。
いやしかしこんな話なのにホントせいしんがグルングルンするな。
若かりし頃の若さゆえの過ちみたいなのがグッサグッサ来るわ。
黒いあるあるであった。
さて次は何をまとめ買いしようかな。

[Holonさんの感想 · 2014年10月26日]

たくさんの漫画を読むわけですよ。すると私のちっぽけでつるつるの脳みそでは全てが全てを留めて置くことなんて無理な話なわけなんですよ。忘れ去ったり、消化し、過ぎ去って行ったりするそんな中で、鮮烈にして痛烈に今もなお決して消化もせずに居残り続け、消えることもなく忘れられることもなく、反復運動をし続ける「歩み」は心の奥底に深く深く根ざし、しこりとして、鎮座し、蠢き続けるのであろうな。改めてこの最終回の懺悔にその意志固く、確固たるものとし、焼き刻まれ続けるのであろうとその想いを重々に再認識しました。

[min2flyさんの感想 · 2014年4月28日]

2014 4/28読了。Kindle版をiPhoneで読んだ。
1-5巻まで一気に購入・読了。


前々から気になっていた、色々とやばいという短編シリーズ。
ネットでそのうちの１話がとりあげられていたのを見て居ても立ってもいられなくなって買ってしまった。
さらに最終話がまた・・・と聞いていたのでそこまで一気に読んでしまった。

えぐってくるような悲しいエンドの話もあればラブコメもあり、ただ友達同士がだべっているような話もあれば友情っていいなって思うようなあったまる話も、表面的な会話の裏ですごいこと考えている話もあり。
ただ寝てるだけで頭の中がどんどん凄いことになっていく話もあれば、ガチのホラーもあり、ギャグもある。
そのいずれも通じてなんか不安が消えない感じもあって、あと１話、あと１話・・・って最後まで読んでしまった。えらいもんを読んでしまった・・・。