世界でもっとも強力な9のアルゴリズム [Kindle]

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制作 : 長尾 高弘 
  • 日経BP社 (2012年7月23日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (332ページ)

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世界でもっとも強力な9のアルゴリズムの感想・レビュー・書評

  •  アルゴリズムという言葉は広い意味では何らかの仕事を実行するための手順全般を指し、狭い意味ではコンピュータプログラムが何かを実行するための概念を指す。タイトルで前者を期待していたが本書が述べているのは後者だった。あくまでもコンピュータ科学の本である。

    第1章 イントロダクション ──コンピュータが日常的に使っているすごいアイデアはどんなものか
    第2章 検索エンジンのインデクシング ──世界最大の藁山から針を探す
    第3章 ページランク ──グーグルを起ち上げたテクノロジー
    第4章 公開鍵暗号法 ──葉書で機密情報を書き送る
    第5章 誤り訂正符号 ──自分で誤りを訂正するシステム
    第6章 パターン認識 ──経験から学ぶ
    第7章 データ圧縮 ──無から有を生み出す
    第8章 データベース ──一貫性の追求
    第9章 デジタル署名 ──このソフトウェアを本当に書いたのは誰か
    第10章 決定不能性とはなにか
    第11章 まとめ ──指先の天才はもっと賢くなるか

     初学者向け(あるいは門外漢向け)を想定してか、かなり基本的なことから説明している。プログラムの話だがソースコードのようなものは用いることなく、現実世界に置き換えた例え話を多用する説明手法が取られており、理解はしやすい。

     すでにある程度知っていた話もあるが、パターン認識とデータベースについては知らなかった。本書の紙版は2012年に出版されているが、パターン認識については今後AIの発展で大きく進歩するだろうと思われる。ただし機械学習で得られた判断がはたして「アルゴリズム」と言えるのかは少々疑問だ。

  • 様々な情報システムの基礎となっている9個のアルゴリズムを紹介する本です。
    暗号化技術、圧縮、電子署名などはITエンジニアではなくても聞いたことがあるのではないでしょうか?
    この本は、ITエンジニア向けではなくあくまで一般読者をターゲットに、どういう理論で動いているのかを詳しく説明しています。
    ただし、パラパラとめくってるだけではなかなか理解できないので、じっくり腰を据えて読む必要がありました。

  • 将来、いかに多くの巧妙なアルゴリズムが発明されても、答えが計算不能な問題はいつでも存在する。

    データベースから特許の重み付けができないか、試行錯誤しています。今使っている指標は、公知例の評価、出願日数、製品の重要性、です。これを使って、担当の30数件をランク付けしました。

    妥当性の検証はこれからです。100%正しい答えが得られるとは思っていません。そもそも、完全に客観的に特許を評価することなど、不可能だと思っています。関係者が納得できるくらいの妥当性があればいいのではないかと思っています。

  • 一般書。テーマの選び方に注意されていて、解説もわかりやすいので民間人の方々におすすめ。エンジニアにとっては既知の内容。

  • どうにもアルゴリズムというとソートやら探索木やらで文章だとわかりにくいイメージがあった。

    が、これについては日々のコンピュータを用いた生活の中で当たり前に利用している機能で採用されている受容なアルゴリズムをモチーフにしており、しかもほとんどコードを使わずに説明している。

    発想力に関する刺激を得られる良書。

  • タイトルが多少誇張気味であるが、主としてインターネットで使用している以下の基本的なアルゴリズムを解説した本。

    ・検索エンジンのインデクシング
    ・検索エンジンのページランク
    ・公開鍵暗号
    ・信号の誤り訂正
    ・パターン認識
    ・データ圧縮
    ・データベース
    ・デジタル署名
    ・決定不能性

    正直、データベース、誤り訂正及び決定不能性までをアルゴリズムとしてくくってしまう点には違和感があるが、恐らくアルゴリズムという言葉には大して意味はなく、日常生活において利用するインターネット等の背後に存在する技術を解説した本と捉えるべきなのだろう。

    で、肝心の説明がわかりやすいかというと、正直微妙。

    公開鍵暗号を絵の具の混ぜ方で説明しているが、理解しているはずなのに、これは読んでいて非常に混乱した。

    決定不能性の部分も、何故原理的に決定不能となるのかを、基本の論理を順番に押さえながら説明しているが、正直もどかしく、結局最後の矛盾が導き出されるところの長い文章をよく読まないと理解できないから(もともと理解している人は恐らく飛ばし読みするだろう)、説明がわかりやすさを助けているとは感じられなかった。

    とはいえ、引用したような著者の考え方は非常に共感する部分であり、その目的のために真摯に説明しようと努めている点には好感を持った。

  • 今日の生活を支える「検索エンジンのインデクシング、ページランク、公開鍵暗号、誤り訂正符号、パターン認識、データ圧縮、データベース、デジタル署名、決定不可性」の9つのアルゴリズムについて、比喩を用いながら平易に解説した本なのですが、比喩部分が大変分かり難いです。
    比喩って時間と空間の共有が必要だから翻訳書では難しいのでしょう。例えば「時計算」に喩えられても知ってるけど分かり難いと言いますか。。。

    ただ、比喩の前後の解説が良いので、こういうところに苦労しているんだと知る良い機会でした。

  • ・検索エンジンインデクシング
    ・ページランク
    ・公開鍵暗号
    ・誤り訂正符号
    ・パターン認識
    ・データ圧縮
    ・データーベース
    ・デジタル署名
    のアルゴリズムについても概説本。
    初心者むけだけど、この初心者向けの内容も詳細手順になると所々ついていけなくなる自分が情けない・・・。
    概要は分かっているんだけど、手順になると面倒くさくて読み飛ばしてしまう。。。

  • 情報系の学科で、一年間の座学を通して学んだ内容がこの本にはほぼそのままある。

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