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- Amazon.co.jp ・電子書籍 (142ページ)
感想・レビュー・書評
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衝撃的なタイトルですが、専門家のすべてを批判しているわけではなく、トンデモ専門家と優れた専門家をみわけるリテラシーを磨くことが大切と説いている素晴らしい本です。アメリカではクリティカルシンキング(批判的思考)は当たり前で、教育のなかでとても重視されていますが、日本人はどうもこれが苦手な人が多いようです。過去にも、メディアを鵜呑みにした視聴者が、納豆や白インゲンを買い求め、話題の商品が街のスーパーから消えるという現象が起きていますよね。
お恥ずかしながら、かくいう私も、アメリカの大学で学ぶまでクリティカルシンキングの習慣はもっていませんでした。どちらかというと、テレビや雑誌で専門家が言っていることを鵜呑みにするタイプ。特に情報が溢れているこの時代、どれを信じるかは、自分の選択判断と責任なのですよね。そして”パラダイムはつねに変化し続けている”ということを肝に銘じて、専門家の意見を上手に取り入れていかなければならないのだと思わされる一冊でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示