スキヤキへの欲望と葛藤と
恥ずかしさがたまらない。
他にも佳作が揃った
再読必死コミック。
食欲とか、自分の美意識とか
その辺を笑いに変える力にあふれた泉昌之の傑作。
キンドルに入れていて
何度も繰り返し読んでしまい
そのたびに元気をもらいます。
あるあるって思いながら
恥ずかしくなる感じがいい。
『孤独のグルメ』の原作者・久住昌之が
兄弟タッグを組んだときのペンネームが泉昌之なんだが。
『孤独のグルメ』がちょっとかっこいい世界に
いっちゃってるのに比べて
こっちは徹底して恥ずかしい。
僕はこっちの方が好き。
もちろん、『孤独のグルメ』も好きだけどね。
例えば、表題の『かっこいいスキヤキ』は
集団でスキヤキ食べてて
同じ鍋を囲むやつらが
肉ばっか食べてて田舎者とか思って
最後に肉ばっか喰うなと言ったら
お代わり肉が出てくるというオチ。
恥ずかしいよね。