ダークゾーン(下) (祥伝社文庫) [Kindle]

著者 :
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感想・レビュー・書評

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  • 同じ作者の「クリムゾンの迷宮」に似たデスゲー厶。
    (「クリムゾン〜」の方が面白かった)
    この人のミステリ要素は好みに合わないんだけど、この手の物語は手軽に読むには最適な感じ。

  • 好きな作家さんですが、ダークゾーンはあまり楽しめませんでした。

  • おもしろい。没入させられる。
    読むのに消耗する本。

    感情移入したり、
    この登場人物達に成り代わりたいとは思わない、
    暗いところも含めた人間臭さや生臭さ。

    おそらくテーマはシンプル。

    独自のルールの作りこみが秀逸
    自然かつ合理性があり、説明じみすぎない表現の適度さ。
    『新世界から』のように。

    大なり小なり、
    誰しもが自身の下した選択に後悔はあるものと思います。
    少なくとも
    その時その時に信じたベストな判断ができるように意識して
    注意深く生きようと思いました。

  • 救われない。
    主人公にあまり共感できない。
    けれど、非日常感たっぷりで面白く読めた。

  • いやぁ、この人はやっぱ凄いわ。改めて思いました。
    正直言うと、ダークゾーンでの対局は、確かに熱いものはありましたが、分かりやすくもありませんでした。また、結末も意外といえば意外でしたが、全く予想の予想の範疇外ということもありませんでした。
    が、貴志さんの作品はとにかく感情を揺すぶられる。未知の世界の不安、勝利の安堵、嫌な予感が現実に近づいていく寒気、キャラクターとの別れの寂寥感。教典も、クリムゾンも、新世界も、大抵そうでした。
    やっぱり、小説はそうでないと。いい経験をさせてもらいました。

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著者プロフィール

1959年大阪生まれ。京都大学卒。96年『十三番目の人格-ISOLA-』でデビュー。翌年『黒い家』で日本ホラー小説大賞を受賞、ベストセラーとなる。05年『硝子のハンマー』で日本推理作家協会賞、08年『新世界より』で日本SF大賞、10年『悪の教典』で山田風太郎賞を受賞。

「2023年 『梅雨物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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