哀しい予感 [Kindle]

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著者 : 吉本ばなな
  • 幻冬舎 (2013年10月26日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (193ページ)

哀しい予感の感想・レビュー・書評

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  • 今までなぜか手を出さなかった作家さん。
    今回Kindleセールのおかげでやっと読めました。

    序盤でも何の話かさっぱりわからず(苦笑)、あーこりゃ私は吉本ばなな読む資格なさそうやわー、と思いかけた頃にいきなりすとんと理解できた。
    弥生の超能力とか哲生との関係とか、いろいろとだらしないのに美しいとか言われるおばとか、いまいち理解しにくい人たちではあった。
    でも彼らが紡ぎだす物語の語り口がやさしくて最後まで読めた。
    こういう文章は結構好きやけど、再読するかは微妙かなあー。

  • ※当時私が読んだのは、Kindle版ではありません(^^;

     この本を読むと、実に哀しい気持ちになる。不治の病に冒された女の子が死んだりはしないけれども、本当に哀しくなってしまう。決して不快な気持ちではなく、心がずしっと重くなる。

     哀しいといえば、すぐに思い出すのはオフコースの「哀しいくらい」。アルバム「over」に収録されている小田さんの名曲だ。だから、私の中の哀しいは、この歌のイメージと同意語である。

     さて、私がこの本を初めて読んでのは1988年、20代前半のことである。主人公の弥生が19歳、姉でありおばのゆきのが30歳という設定なので、どちらかと言えば、私は弥生に寄り添ってこの本を読んだ記憶がある。ゆきののことは、文字通りおばさんとしてイメージしていたように思う。

     しかし、今回あらためて読んでみたら、30歳のおばは妙に若々しい。石田ゆり子、いや、松たか子と同級生のイメージである。全然おばさんではない(笑)。

     ともあれ、幸せな家族の記憶、自分が子どもとして、そして親として、どちらもかけがえのないものである。

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