- Amazon.co.jp ・電子書籍 (165ページ)
感想・レビュー・書評
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詩を読んでる清らかな気持ちにさせてくれた
どこか女性の為のエッセイのような文の強さがあり植物を育てる多さで表されてるところとか自分と照らし合わしてそう感じた
生は死と常に隣あわせ、大切な人がいなくなることもある、悩み心が不安定に時間は止まてくれず目に見える物はグレー映る。本当にそう思う。でも気づいて欲しいんだと、温かく美味しいご飯、他人の優しい心、その日が辛い1日だったとしても1つ何かしら幸せだったことあるでしょと。まあまだ先は長いから先ずはキッチンに行きなさいと解釈した、ちかちゃんみたいな方法も人によってはあるかもですとも解釈
ある程度乗り越えてきた今の自分だから読んでよかったと思えたかも知れない
好きなフレーズ引用
本当にひとり立ちしたい人はなにかを育てるといいのよね
人は状況や外からの力に屈するんじゃない内から負けこんでくるんだわ
私とカツ丼を乗せて
運命はその時一段もはずせないハシゴだった
それでも突然息が楽になる瞬間ぎ確実にあるということのすごさが私をときめかせる 度々 ときめかせる詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
大切な人を失って、それを乗り越えたい時とか、乗り越えた直後に読んだら、また違った印象を抱くと思うし、何か心に残るものがあるんだと思う。
今は、まだ、その時期じゃないから、ふといつか、また手に取れたらいいかな。耳に響く重低音の悪夢を見ることが、今の自分には辛かった。形を変えようとしていたものが、元に戻ってしまうみたいで。 -
寝る前に読みました。
しっとりと心地よく眠れました。 -
「実力派の母親」好きな表現。
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うーん、良いなあと感じるところもあるけど、うーん、なんかしっくりこないなあとも感じる時があった
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近しい人の死と向き合い続ける人々の悲しみと再生の物語。
人を好きになるといつでも考えてしまう、この人が死んだら私どうなっちゃうかしら、という思いを早朝の涼しさと共に優しく包み込んでくれるような作品。自分のことのように泣いてしまう。素敵な一冊。 -
# キッチン
繊細な描写と、死を乗り越えて前向きになっていくストーリー、身近な人を亡くして滅入っている人にとても受け入れられそうだし、あとがきにもそんな意味合いのことが書かれている。
ただあまり共感できないというか、表現はわかるんだけどあまりイメージ出来ないし、登場人物に感情移入できない。
大切な人との別れがあったり、人生に悩んでいたりするとこの本の捉え方も変わってくるのだろうけど、いま読むべき本ではなかった。逆説的に自分の今は順調であると認識できたのかな。