金融の世界史―バブルと戦争と株式市場―(新潮選書) [Kindle]

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  • 古代から現代までの金融の歴史をまとめた本。

    人類を豊かにする一方で、加熱により大問題も起こしてきた金融の歴史がわかりやすく書かれています。

    金融を学びたい人は金融の基本を押さえた上で、歴史を学ぶことも必要です。

  • 内容としてはシュメール人が発明した文字は貸借記録に始まり、ルネサンス期、大航海時代における銀行・保険業、金融市場、そして国家間の戦争で株式や債券が形成されていく様子が描かれています。
    年代を順に追って説明していきます。経済面での覇権国家が移っていきやがてアメリカが世界経済の中心となる過程が良くわかる本でもあります。
    歴史好きにとっても読んでいて面白い本だと思いましたね。

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著者プロフィール

1955年、兵庫県西宮市生まれ。作家・コラムニスト。関西学院大学経済学部卒業後、石川島播磨重工業入社。その後、日興証券に入社し、ニューヨーク駐在員・国内外の大手証券会社幹部を経て、2006年にヘッジファンドを設立。著書に『日露戦争、資金調達の戦い 高橋是清と欧米バンカーたち』『金融の世界史 バブルと戦争と株式市場』(ともに新潮選書)。

「2020年 『日本人のための第一次世界大戦史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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