戦略拠点32098 楽園 (角川スニーカー文庫) [Kindle]

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著者 : 長谷敏司
制作 : CHOCO 
  • KADOKAWA / 角川書店 (2013年10月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (119ページ)

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戦略拠点32098 楽園 (角川スニーカー文庫)の感想・レビュー・書評

  • ずいぶん前に電子書籍で購入したものを、病院の待ち時間で思い出して読み始めたら、無類に面白くてあっという間にラストまで読み終えた。
    とある大戦に巻き込まれている戦士2名+民間人1名が箱庭に閉じ込められ、その中の日常生活を通じて様々なドラマが繰り広げられる的な構成。日常シーンが淡々と進むだけなのに、話がどんどんドラマチックになっていき、作者の確かな手腕を感じた。全部読み終わった後に謎は結構残るけど、途中で明かされるある真実には軽いショックを受けた。SF好きな人は読んで損なしかな、と個人的に思った。この世界観での続編とか読んでみたいな、と思った。有るのかも知れないけどね。

  • ある星に住む少女(幼女)とそれを守るロボ、墜落してきた敵軍の戦士。
    三人が共同生活をしながらそれぞれの進むべき道を決める物語。
    しかし、この星に少女が存在する理由が判明するに連れて話はシリアスに。
    最終的には敵軍の戦士は自分の国へ戻り、2人はこの「楽園」で暮らし続けることに。

  • 良かったです。BEATLESSより読みやすかったような・・・。心持たざる者ガダルバと感情豊かな者マリアとその間に位置する者ヴァロアの三者が織りなす物語。三者とも純粋な人間ではないのだが、一緒にいることで心の機微が、やり取りが。心の機微を「誤差」と言いながら、その「誤差」に振り回されたり、憧れたり。最後の方でヴァロアが飛び立つ前の心の整理というかマリアとガダルバとのやり取りに不覚にも涙が。読み終わった後にプロローグを読むと、ああここに繋がった、と感じます。
    戦いに疲れたというか、疲れたという感情すらない兵士2人に、読者にとっては当たり前の安らぎを与える少女。その安らぎを感じてしまったがため戦争に疑問を持ったり、自分の生き方を振り返ってみたり。ややもすると青臭い戦士の葛藤という中二ちっくな感じもあるけど、それでも自分の生き様を振り返り、自分の信じたもののために行動を貫くという男の信念を感じましたよ。
    登場人物(?)は3人だけだったけど、他者と関わることの大事さも伝えたかったのかな。

  • とても綺麗で丁寧な、出会いと別れの物語。
    SF要素はガジェットであり、本質はたった3人の登場人物が織り成す人間ドラマなんですが、バックボーンが齟齬なく丁寧に、かつ嫌味なく設定されているのでとても読みやすく、感情移入しやすい良作。

    柱が降ってくる描写が凄く綺麗で壮観。
    この風景のためだけに読んでも損しないと思ったくらいに秀逸です。

  • もう紙では入手できないけれど、電子書籍なら読める作品。汎銀河同盟と人類連合が地球を巡るレコンキスタとして始めた1000年以上続く戦争の世界。人類連合が死守する拠点32098と呼ばれる惑星。そこに不時着した汎銀河同盟の降下兵ヴァロア(全身を機械化したサイボーグ)、拠点32098のわずか2名の居住者である人類連合の制御官ガダルバ(ロボット)と生身の少女マリアの3名の物語。人類連合が死守しようとする惑星の秘密は何か、場違いなマリアは何者かを巡って物語は進む。リリカルな話で、人とロボットの交流を描くという内容は、著者の『beatless』等につながっている。

  • とても綺麗な世界を描いています。

    どこが良いと表現するのが難しいのだけれど、良い作品でした。

  • これは……これでデビューか。なるほどなー。今に繋がってるなあ。

  • 戦略拠点32098 楽園

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