秋期限定栗きんとん事件 上 小市民シリーズ (創元推理文庫) [Kindle]

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  • 東京創元社
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感想・レビュー・書評

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  • 読み返し。誤解の伏線はイマイチ。

  • 小市民シリーズの第三弾。ここまでくると犯人が誰かよりむしろ『次に小山内に復讐される者は誰か』の方が気になってくる。

    前巻で別れを選択した二人がどうなるのかと思いきや、お互い早々に恋人ができてびっくり。告白をOKした理由は「小市民らしいから」とかそんなところだろうと予想していたら、ラストの小鳩の態度で笑ってしまった。
    恋愛より推理を選ぶ者が小市民になれるわけがない。

  • 小市民シリーズ。
    前作で互恵関係を解消した小鳩くんと小佐内さん。ふたりはそれぞれつきあう人ができて、もう高校三年生。
    町内の連続放火が絡む。小佐内さんの彼は新聞部で、連続放火犯を追うが。

  • 小鳩くんと小佐内さんの関係が崩れたことから登場人物も増え、学園ものっぽさも増す。しかし語られる内容は今回も少々きな臭い。「狼」はどの程度関与しているのか?前例があるだけに深く関わっていても不思議ではない。そこが恐ろしい。

  • テンション上がってきたー!
    今までの二冊はプロローグだったの??
    小山内さんは一層手強い感じだし、下巻は小鳩くんの推理に期待せざるを得ない!
    今晩は寝ません!

  • お互い交際相手が出来たが、何とも不穏な空気。
    放火事件の犯人は誰か!すっかり忘れてる。

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著者プロフィール

1978年岐阜県生まれ。2001年『氷菓』で「角川学園小説大賞ヤングミステリー&ホラー部門奨励賞」(ヤングミステリー&ホラー部門)を受賞し、デビュー。11年『折れた竜骨』で「日本推理作家協会賞」(長編及び連作短編集部門)、14年『満願』で「山本周五郎賞」を受賞。21年『黒牢城』で「山田風太郎賞」、22年に「直木賞」を受賞する。23年『可燃物』で、「ミステリが読みたい!」「週刊文春ミステリーベスト10」「このミステリーがすごい!」でそれぞれ国内部門1位を獲得し、ミステリーランキング三冠を達成する。

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