ゼロ・グラビティ ブルーレイ&DVDセット(初回限定生産)2枚組 [Blu-ray]

監督 : アルフォンソ・キュアロン 
出演 : サンドラ・ブロック  ジョージ・クルーニー 
  • ワーナー・ホーム・ビデオ
3.78
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感想 : 326
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4548967075564

感想・レビュー・書評

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  • <ストーリー>(Amazonより)
    宇宙の 暗闇を 生き抜け

    君は生きて帰れ。“必ず生還する"と誓うんだ――。
    地表から60 万メートル上空。すべてが完璧な世界。そこで、誰もが予測しなかった突発事故が発生。
    スペース・シャトルは大破し、船外でミッション遂行中のメディカル・エンジニアのライアン・ストーン博士(サンドラ・ブロック)と、
    ベテラン宇宙飛行士マット・コワルスキー(ジョージ・クルーニー)は、宇宙の無重力空間=ゼロ・グラビティに突如放り出されてしまう。
    漆黒の闇で二人をつなぐのは、たった一本のロープのみ。他の乗組員は全員死亡。NASA との交信も断たれ、残った酸素はあとわずか。
    次々と襲いかかる危機を突破し、果たして地球に無事生還することができるのか…!?





    この間、前澤さんが宇宙へ行かれていましたが 想像出来ない程の経験をされたんでしょうね...
    私は...ちょっと怖すぎていいやってこの映画を観て思ってしまったな。
    宇宙ってどんなんだろう?って興味はありますが 精神的におかしくなりそう...
    ジョージ・クルーニー扮するマットが生きてた!ってストーリーを想像してたけど残念です...

  • 「天国の口、終わりの楽園」で監督、
    「ルドandクルシ」「パンズ・ラビリンス」で製作などを務めた
    メキシコ出身の映画監督、アルフォンソ・キュアロンの手による作品。
    彼は大学時代、映画製作とともに、哲学を学んでいたという。



    日本人で初めて、8000m峰14座完全登頂を達成した竹内洋岳は、
    酸素濃度8.5%、気温零下50度前後になる頂きについて、
    「人間が存在してはいけない過酷な場所」、
    「8000mの世界に入っていくというのは歩いて宇宙に行くようなものだ」と言った。

    過酷な登山を題材にした小説や映画には、
    極限状態における圧倒的な恐怖や絶望や孤独、
    その中から立ち上ってくる削ぎ落とされた死生観を描いた作品が多い。

    宇宙空間を舞台にした『ゼロ・グラビティ』は、
    3D上映の特性を最大限活かせるよう工夫を凝らした映像美と、
    SF映画らしいツボを押さえた宇宙服のデザインや交信のノイズ、
    無重力状態での物体の動きで目と耳を楽しませ、
    エンターテイメント性を十分に確保していた。

    その一方で、サンドラ・ブロック演じる主人公の
    決して数多くはない独白や息遣いの中から、
    怯えと混乱、自制心と集中力が錯綜しながら交互に訪れる様を描き出した。
    そういう意味で、極限を描いた登山映画のようだった。



    ほぼ全編、ジョージ・クルーニーとサンドラ・ブロックの2名しか登場しない。
    後半は専ら、サンドラのみを丁寧に映す。

    燃料も体力も万策も尽きた主人公が、ソユーズの操縦室で生還を静かに諦め始めてからのシーンが良い。

    主人公のパニックや情動の遷移を、
    めまぐるしいカット割りや斬新かつショッキングな音楽で演出するのではなく、
    むしろノーカットで丁寧に描き、奇抜ではない素直な効果音を添える。

    サンドラの声が、いい。
    高い知性を感じさせながらも、技術や精神力の不安定さが伺える声色で、
    決して男性的ではないが、ヒステリックな女臭さを感じさせない、
    その一歩手前の高さの声がいい。

    通信用の無線が拾った地上の声に反応し、
    自身の心が創りだした声と対話と対話するサンドラの声に聞き入る。
    サンドラの目から溢れて宇宙空間を漂う、涙の水滴に感じ入る。
    G・クルーニーの台詞が、説教臭くも押し付けがましくもなく、胸に迫る。
    自分で自分を律するということは、こういう心的作業を指すのだろうと思った。





    それはさておき、
    宇宙船の丸い窓と、ハッチをこじ開ける動作と、
    ゴツい宇宙服の中から現れる白い太ももは、ロマンだと思う。

  • ぐるぐる回転するので酔いやすい人、閉所がダメな人には向かないかも。

    ストーリーは、、うーん。
    ただのラッキーな人だなぁ。
    これで1時間半は引っ張りすぎかな。

  • 映像は本当に素晴らしい。ともかく、全てがはじめてみる景色だった。目がまんまるになった。ただ、個人的には、映画にそういうものは求めていないことがわかった。ただ、本当にすごい!すごいしか言えない。理解できない。

  • 宇宙になんて誰が行くものですか!

  • 「宇宙なんか大っ嫌い」
    私も宇宙怖い派 見たら益々怖くなってしまった。

  • 自分の思い通りに動けないもどかしさはわかるのだが、あらゆる試験をパスして宇宙へ旅立った選ばれし人間がこんなに頻繁にパニックになるものなのか?という邪念が浮かんでしまって落ち着いて見ていられなかった。
    けれども、悲劇や緊張がないとただの環境映像(大スケールVer.)みたいでそれもつまらないだろうし、となると星3くらいの感動かもしれない。
    3Dで鑑賞したかった。

  • スペースミッションに初めて参加した医療技師・ライアンは指揮を務めるマットとシャリフと共に、宇宙空間での船外活動を行っていた。
    その時、ヒューストン管制からロシアが自国衛生を破壊した際、他の衛星も連鎖的に破壊され、宇宙ゴミとして拡散してしまうケスラーシンドロームが発生したと連絡が入った。
    膨大な量の宇宙ゴミが高速で接近している為、船内に避難する彼らだったが間に合わず、母艦「エクスプローラー号」が宇宙ゴミと衝突。
    シャリフは即死、ライアンとマットは2人とも宇宙空間に投げ出されてしまう・・・
    というプロローグ。

    舞台が宇宙空間なので非常に静かな作品です。
    SFとしてではなく、ヒューマンドラマと思って観るべき作品でしょう。

  • ・重苦しく息苦しい映画。
    でも、見入ってしまう。
    緊張感が終始続き、思わず息をするのを忘れてしまう。

    閉鎖空間で酸素もなくて、って本当に恐怖だよ…。
    閉所恐怖症の人が見たら発狂しそうな映画だった。

    ・ジョージ・クルーニーが超人過ぎて、あんなパニックの最中でこれだけ人を落ち着かせることができるって凄いなと思った。

    ・ISSに入って、胎児みたいに丸まるシーンが綺麗だった。
    チューブが臍の緒みたいに見えて、胎児を意図してこういう構図にしてるんだろうなと思った。

    ・無重力状態での撮影が凄かった!
    これどうやって撮ってるんだろう?
    →気になって調べたら、ワイヤーを何本も使いまくって、人形師の人が吊って動かしていたらしい。
    アナログなのに凄いなあ!

    ・ISSが木っ端微塵になるところは地獄としか言いようがなかった。

    ・ソユーズに入っても燃料切れ。
    それまで地獄を見てきたから、そりゃあ酸素切れにしてゆるやかに自殺でもしたくなるよね…;;

  • かなりシンプルな映画。
    いろいろ突っ込みどころはあるけど、宇宙空間で大量の破片が飛んできたときの映像の美しさがよかった。
    同僚の遺体を見つけるというグロいシーンが一回だけある。

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