ゼロ・グラビティ ブルーレイ&DVDセット(初回限定生産)2枚組 [Blu-ray]

監督 : アルフォンソ・キュアロン 
出演 : サンドラ・ブロック  ジョージ・クルーニー 
  • ワーナー・ホーム・ビデオ
3.78
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4548967075564

感想・レビュー・書評

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  • <ストーリー>(Amazonより)
    宇宙の 暗闇を 生き抜け

    君は生きて帰れ。“必ず生還する"と誓うんだ――。
    地表から60 万メートル上空。すべてが完璧な世界。そこで、誰もが予測しなかった突発事故が発生。
    スペース・シャトルは大破し、船外でミッション遂行中のメディカル・エンジニアのライアン・ストーン博士(サンドラ・ブロック)と、
    ベテラン宇宙飛行士マット・コワルスキー(ジョージ・クルーニー)は、宇宙の無重力空間=ゼロ・グラビティに突如放り出されてしまう。
    漆黒の闇で二人をつなぐのは、たった一本のロープのみ。他の乗組員は全員死亡。NASA との交信も断たれ、残った酸素はあとわずか。
    次々と襲いかかる危機を突破し、果たして地球に無事生還することができるのか…!?





    この間、前澤さんが宇宙へ行かれていましたが 想像出来ない程の経験をされたんでしょうね...
    私は...ちょっと怖すぎていいやってこの映画を観て思ってしまったな。
    宇宙ってどんなんだろう?って興味はありますが 精神的におかしくなりそう...
    ジョージ・クルーニー扮するマットが生きてた!ってストーリーを想像してたけど残念です...

  • 宇宙空間に浮かぶスペースシャトルの船外で作
    業中だった女性メディカルエンジニアと宇宙飛
    行士が、事故に遭い遭難してしまいます。
    彼らは無事に生還できるのか?
    今この瞬間、空を見上げれば起きているかもし
    れない極限のサバイバルは、かつてないほど臨
    馬感あふれるビジュアルも相まってリアルその
    ものでほとんどのシーンをたった一人で演じき
    ったサンドラ・ブロックの熱演が見所です。
    宇宙空間の描き方がとても印象に残り、映像自
    体がきれいで、物体が迫ってくる場面の描写な
    ど、実際宇宙で事故が起こるとこうなるのでは
    と思わせるものはがりで、流石アカデミー賞最
    多7部門を受賞したことに納得した作品です。
    ジョージ・クルーニーより、サンドラ・ブロッ
    クの演技が光っていたと思った映画です。

  • 宇宙(そら)と地球(だいち)

    見たもの全てを包み込み
    新たな映画の幕開けになるだろう

    悲しみや苦しみ辛さは増幅する
    そして温さで覆いつつまれる

    大地が空が恋しく愛しくなる。

    山の上や高い建物の上で危ない思いをすると早く地に足をつけたいと思うのにそれでも人は空に憧れるんだよね
    あの空を自由に飛べたならってね

    • 小枝さん
      青く輝くこの地球(ほし)の中で国と国が、
      人と人とがいがみ合いを日々続けて生きているなんて…

      皆が1度は宇宙に飛びだし、
      そこから...
      青く輝くこの地球(ほし)の中で国と国が、
      人と人とがいがみ合いを日々続けて生きているなんて…

      皆が1度は宇宙に飛びだし、
      そこからこの地球を見つめ直せたなら
      きっと人生観、変わるでしょうに。。。

      …ちっちゃな脳みそでそんなことを
      考えさせられた作品でもありました。
      2015/03/11
    • カルヴェロさん
      小枝さんへ
      コメントありがとうございます
      以前宇宙飛行士の方でしたっけ?
      宇宙(そら)から地球を見るとどこにも
      国境は見えないと言っ...
      小枝さんへ
      コメントありがとうございます
      以前宇宙飛行士の方でしたっけ?
      宇宙(そら)から地球を見るとどこにも
      国境は見えないと言っていたような

      この作品の主人公は目に見えぬあらゆる国の
      人達と繋がりで大地に戻れたのだと思います。
      自分を犠牲にした同僚
      無線の赤ん坊や犬の声
      中国のステーション
      決して一人で生き残れたのではない
      買って来たDVDにはあの無線の相手の映像があるのですよ!
       
      2015/04/15
    • 小枝さん
      重力と無重力
      原題と本題の対比に興味をそそられました。
      どこを地軸にするかの相違で
      重力のネーミングが勝ったり、
      無重力のネーミング...
      重力と無重力
      原題と本題の対比に興味をそそられました。
      どこを地軸にするかの相違で
      重力のネーミングが勝ったり、
      無重力のネーミングが勝ったりすると感じたものですから。

      地球に在って人生が苛酷で辛いとき人は潰されそうになる。
      でも幸福も不幸も、重力のある地球で生きてこそのもの。

      こんなにも素敵な惑星に生まれ、
      こうして生きていられることに感謝しなければ罰があたりそうです。
      自分も宇宙に放り投げだされたような…
      そんな疑似体験をさせてもらえました。

      ラストでサンドラ・ブロックがすっくと立ち上がり
      爪先に力を込め歩いていく姿が素晴らしかったです。
      宇宙ものでYellを貰えた、私には貴重な作品でした。
      2015/04/16
  • 船外活動中の女性宇宙飛行士が、思わぬ事故で宇宙空間を漂流することに。知恵と勇気とチームワークの勝利を謳いあげた『アポロ13』と同様の設定を用いながら、残酷で美しい力に満ちた世界を描き出してみせた。
    緊迫に満ちた映像は、サンドラ・ブロック演じる主人公の主観から、一瞬も焦点を逸らさない。支えてくれる頼もしい男性はいても、それは愛に発展することなく、彼女の孤独を際立たせるのであり、愛する娘はいても、もはや彼女を生にひきもどす理由にはならない。壮絶な孤独を噛みしめながら、誰かのためではなく、生き続けるという苦しい闘いに再度身を投じるような、真の意味で自律するヒロインを、かつてスクリーンで見たことがあっただろうか。
    ラストシーン、大地を踏みしめて立ちあがる姿はただ美しい。そこに映る「グラビティ」の文字に、ひとりが背負って生きていく重さを噛みしめる。これまでになかった種類の傑作だ。

  • 地表から600キロメートルも離れた宇宙で、ミッションを遂行していたメディカルエンジニアのライアン・ストーン博士(サンドラ・ブロック)とベテラン宇宙飛行士マット・コワルスキー(ジョージ・クルーニー)。すると、スペースシャトルが大破するという想定外の事故が発生し、二人は一本のロープでつながれたまま漆黒の無重力空間へと放り出される。地球に戻る交通手段であったスペースシャトルを失い、残された酸素も2時間分しかない絶望的な状況で、彼らは懸命に生還する方法を探っていく。 (シネマトゥデイ)

    なんというか・・圧巻!最初からほとんどずっと宇宙空間なんだけど、すごいドラマ。
    初めは、酔ってしまいそうな感覚です。こんなこと、実際はあるの?ないでしょ?でも未知の世界だからわからない。自分が絶対体験できないことをこうして体験しているような感覚になれるという、映画の醍醐味を感じました。面白かったです。

  • 「天国の口、終わりの楽園」で監督、
    「ルドandクルシ」「パンズ・ラビリンス」で製作などを務めた
    メキシコ出身の映画監督、アルフォンソ・キュアロンの手による作品。
    彼は大学時代、映画製作とともに、哲学を学んでいたという。



    日本人で初めて、8000m峰14座完全登頂を達成した竹内洋岳は、
    酸素濃度8.5%、気温零下50度前後になる頂きについて、
    「人間が存在してはいけない過酷な場所」、
    「8000mの世界に入っていくというのは歩いて宇宙に行くようなものだ」と言った。

    過酷な登山を題材にした小説や映画には、
    極限状態における圧倒的な恐怖や絶望や孤独、
    その中から立ち上ってくる削ぎ落とされた死生観を描いた作品が多い。

    宇宙空間を舞台にした『ゼロ・グラビティ』は、
    3D上映の特性を最大限活かせるよう工夫を凝らした映像美と、
    SF映画らしいツボを押さえた宇宙服のデザインや交信のノイズ、
    無重力状態での物体の動きで目と耳を楽しませ、
    エンターテイメント性を十分に確保していた。

    その一方で、サンドラ・ブロック演じる主人公の
    決して数多くはない独白や息遣いの中から、
    怯えと混乱、自制心と集中力が錯綜しながら交互に訪れる様を描き出した。
    そういう意味で、極限を描いた登山映画のようだった。



    ほぼ全編、ジョージ・クルーニーとサンドラ・ブロックの2名しか登場しない。
    後半は専ら、サンドラのみを丁寧に映す。

    燃料も体力も万策も尽きた主人公が、ソユーズの操縦室で生還を静かに諦め始めてからのシーンが良い。

    主人公のパニックや情動の遷移を、
    めまぐるしいカット割りや斬新かつショッキングな音楽で演出するのではなく、
    むしろノーカットで丁寧に描き、奇抜ではない素直な効果音を添える。

    サンドラの声が、いい。
    高い知性を感じさせながらも、技術や精神力の不安定さが伺える声色で、
    決して男性的ではないが、ヒステリックな女臭さを感じさせない、
    その一歩手前の高さの声がいい。

    通信用の無線が拾った地上の声に反応し、
    自身の心が創りだした声と対話と対話するサンドラの声に聞き入る。
    サンドラの目から溢れて宇宙空間を漂う、涙の水滴に感じ入る。
    G・クルーニーの台詞が、説教臭くも押し付けがましくもなく、胸に迫る。
    自分で自分を律するということは、こういう心的作業を指すのだろうと思った。





    それはさておき、
    宇宙船の丸い窓と、ハッチをこじ開ける動作と、
    ゴツい宇宙服の中から現れる白い太ももは、ロマンだと思う。

  • 3D吹き替えで鑑賞。凄まじかったし素晴らしかった!

    地表から600kmの上空。すべてが完璧な世界で、誰もが予想しなかった突発事故が発生。スペースシャトルの大破によって、船外でミッション遂行中のメディカル・エンジニアのライアン・ストーン博士(サンドラ・ブロック)と、ベテラン宇宙飛行士マット・コワルスキー(ジョージ・クルーニー)の2人が無重力空間に放り出されてしまう。漆黒の宇宙で2人を繋ぐのはたった1本のロープのみ。残された酸素はわずか2時間分。地球との通信手段も断たれた絶望的な状況の下、果たして2人は無事に生還できるのか……?

    ストーリーは以上。
    あとは映像! 細部! 小粋な台詞や言動! それだけ!
    それだけなのにこの感動は何だ。
    それはライアンとマットに与えられた最小限の物語性と、彼ら特にライアンの身体性。
    ハラハラドキドキ! ではなく、死を眼前にしたときの哲学にまで近づいている。
    マットは主にキャラクターで、ライアンは主に半生のエピソードで。
    臭おじさんクルーニーも、今回は素晴らしかった。

    タイトルは原題通りでよかったのでは。
    というよりも、あのタイトルの現れ方を見れば、原題でしかありえない。

  • Blu-rayで観た。映像がとても美しかった。
    まるで自分が宇宙にいるよう。
    宇宙空間のリスクをリアリティーを突き詰めて描いていた。
    映画館でみたら酔うだろうな、家でよかった。

  • GRAVITY
    2013年 アメリカ
    監督:アルフォンソ・キュアロン
    出演:サンドラ・ブロック/ジョージ・クルーニー
    http://wwws.warnerbros.co.jp/gravity/

    ギンレイで観たので2Dですが、十分面白かったです。むしろこんなの3Dで観たら三半規管の滅法弱い自分は酔って気分が悪くなってたかも(苦笑)。とにかく90分ずっとテーマパークのアトラクション状態でした。しかもたまに絶叫マシーン(笑)。

    全体的な構成としては、ダニー・ボイルの『127時間』を彷彿とさせられました。あちらは峡谷で身動きが取れない状態、こちらは広大な宇宙空間という差はありますが、どちらも極限状態に置かれた人間が、たった一人で生き延びるためにありとあらゆる手段を用いて生還するという部分で。

    サンドラ・ブロックは熱演でしたが、その演技よりむしろアラフィフと思えない彼女の若々しさにビックリ。ジョージ・クルーニーのマットはすごくカッコよかった!

    個人的な泣きポイントは、力尽きて諦めかけたライアンがマットの幻覚を見るシーン。やや非現実的ではあるのだけれど、あんな正気を保つのも困難な状況下、しかも人間の想像をはるかに超えた宇宙という場所でなら、何が起こっても逆に不思議ではないのかもと思わせる説得力があります。再び生きる決意をし、4歳で亡くした娘への伝言をライアンがマットに頼む場面は涙なしに見れませんでした。

    壮大な設定にも関わらず、登場人物は二人だけ(あとは声の出演のみ)、飽きさせず必要最小限の90分ちょっとでカタがつくという、余剰を廃したシンプルな作りが潔くて良かったです。

  • ラストまで見て、感動して泣きました。

    宇宙空間を表現した撮影、俳優の演技は真に迫るものがあり鑑賞中は少しも目が離せない。

    広大という言葉では表現できない程、深遠の宇宙なはずなのに、とてつもなく閉鎖的。
    時間も場所もどこまでも自由なはずなのに、生き抜くためにどこまでも不自由。

    幾重にも重なる困難と試練を乗り越えた先のラストシーンが必見だ。

    主人公は宇宙からの生還を果たし、水に沈み、泳いで水辺へ立ち、そして自らの足で大地を踏みしめ陸に上がっていった。

    私はこの映画を通して、人がこの地球に生まれてくるまでの歴史を感じられた。
    この世界にやってくる前に、もう既に宇宙からの旅をしてきたのだな、と。

    今がある自分達は、多くの危険を乗り越え奇跡的なチャンスを手にして生まれてきたの。そんなメッセージを感じた。

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