青い花(1) [Kindle]

著者 :
  • 太田出版
4.02
  • (17)
  • (12)
  • (9)
  • (2)
  • (1)
本棚登録 : 227
感想 : 9
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (196ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • アニメは何度も見返していて、大好きな作品。
    「原作ってどうしてもアニメと違う」とかそんなことを考えてしまいがちで初見のときから今まで読まずにいた原作、つい数日前に読み始めました。
    読んだ感想を言うと素晴らしい原作、そしてアニメ化。
    ほぼ原作通りに話は進むけれどそのタイミングであるとか、空気感であるとかをみごとに補完する内容のアニメになっており素晴らしかったです。
    そしてこの原作は1巻からすでに美しい色づかいや線に圧倒されます。
    本当にそれだけで原作を読んでよかったという気持ちにさせられます。
    アニメ版とは微妙に違うタイミングの演出に『あ、解釈がちがうんだ』とか思いながら読み進めることができて両方の解釈に納得したりしてそういうのも面白いです。
    あと大切なこの漫画のテーマ部分。この頃はきっとこういう感じだったのだろうと推測しながら読みました。今からおよそ20年前に連載が始まった作品なので、今とも状況が全く変わっているということが実際にこの作品のテーマや空気を作っているという印象を受けました。
    当時の世界はまだこの漫画を『とても特殊な漫画という設定』で読みそうだなというふうに思いました。
    話はとても普遍的な話をしているだけだと思うのですが、それでも当時の世界はちょっと違う色目を持っていたように思うのです。
    今はもっと多様な世界が見える世界でもあるし、同時にそのことが細かくこだわる人たちには高い壁をたくさん作る時代でもあります。
    この作品はその壁の遥か高くから眺めているような作者の希望にあふれる意欲作だと信じてやみません。

  • 重い。吐きそう。

  • Kindle Unlimited対象でおすすめされていたので、読んでみた。
    が、甘酸っぱい系だけど、あまり好みではないかな〜。

  • 百合漫画。だけど、よくある女子校っぽい感じだったり、踏み込んではいるけど、グロくはなく。吉田秋生のLOvERSっぽかったりする。あーちゃんとふみちゃん。幼なじみの二人がかわいいお嬢さんでキュート。

  • kindleで1巻が無料だったので購入した。アニメは見てるので先の話も一応知ってる。アニメも面白かったけど、漫画は漫画としての面白さがしっかりしてる。

全9件中 1 - 9件を表示

著者プロフィール

1973年、神奈川県生まれ。1997年、『ぼくは、おんなのこ』でデビュー。代表作『青い花』『放浪息子』はテレビアニメ化された。2015年、『淡島百景』が第19回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞。その他、『こいいじ』『娘の家出』『敷居の住人』『どうにかなる日々』など、著書多数。また、アニメ『アルドノア・ゼロ』『バッテリー』のキャラクターデザイン、小説の装画など、マンガ以外にも活躍の場を広げている。2020年、『どうにかなる日々』のアニメが劇場公開予定。

「2023年 『おとなになっても(9)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

志村貴子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×