医者ムラの真実 (ディスカヴァー携書) [Kindle]

著者 :
  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
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感想・レビュー・書評

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  • 気がつけば、医師という職業に興味があった。

    医者ってそんなに凄いの?彼らは一体…
    身近ではない職業だからこそ何かどこか興味があって、興味だけがどんどん膨らんでいき、私の中では聖職者かのような存在になっていた。

    でもそれはただの想像だったりするだけなので、興味本位でこの新書を読んだ。
    これを読んで、医者という仕事をしている人何人かと食事をした。
    私が思ってたほどの聖職者ではなく、なんら私たちと変わりのない人もいれば、医者です!みたいな想像どおりの人もいた。

    どんな職業だろうが、人それぞれで十人十色…医者だから自分は凄いと思っている人もいれば、みんな変わらんよという感じの人もいて、人間というくくりで十人十色という意味を深く理解したような気がした。

    この本については、医療ドラマであるような上層部の派閥等、絶対ドラマは嘘だ、しょーもない。なんて思っていたけど、ドラマのように極端ではないがそれなりに実際あるらしい。

    ドラマを見てても思う。
    自分ら目的失ってないか?って。
    権威とか、自分に必要なだけで、患者さんには必要ない。
    患者さんがいてこその医療だと思う。
    患者さん・病気の人がいなければ医療は必要ないわけで。

    レビューというより思っていることを書いただけになってしまった。

  • 2014 8/13読了。Kindle版で読んだ。
    榎木先生と一緒にお仕事できることになったのでこれまでの本を読み返そうシリーズ。
    病理医って全然知らなかったのでなるほどなあ、と思いつつ読んでいた・・・そういえばアフタヌーンで病理医マンガはじまったけど、あれで知名度向上につながったりするかなあ?

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著者プロフィール

病理専門医。細胞診専門医。医学博士。
1971年生まれ。95年東京大学理学部生物学科動物学専攻卒。同大学院博士課程中退後、神戸大学医学部医学科に学士編入学。04年卒。医師免許取得。06年博士(医学)。09年神戸大学医学部附属病院特定助教。兵庫県赤穂市民病院を経て近畿大学医学部で病理解剖と研究倫理を担当。2020年フリーランス病理医として独立。
著書に『博士漂流時代』(DISCOVERサイエンス、科学ジャーナリスト賞2011受賞)『嘘と絶望の生命科学』(文春新書)ほか。

「2021年 『病理医が明かす 死因のホント』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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