三国志 04 草莽の巻 [Kindle]

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  • 2013年10月22日発売
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  • 都から董卓が除かれ、曹操が権力を握り、帝が居れど、勢力図の大きく変わりゆく中。大きな時代のうねりへと導かれる直前の物語。未だ力を持つ袁紹や呂布、新たに勢力を持ちはじめた孫策。劉備は雌伏の時。三国志の主人公と言われる人々は、まだその力の小さくありますが、主人公としての魅力が光るエピソードも語られ、人物像がしっかりとしてきています。周囲を固める味方も徐々に表れてきており、大きな物語への舞台が整っていく様を感じることができます。また、三国志で有名なエピソードも現れ、聞いたことのある話に気付き楽しく読むことが出来ました。
    本巻では呂布がメインとして描かれており、その人物の長所や欠点といった魅力を知ることが出来ます。

著者プロフィール

1892年、神奈川県生まれ。1921年、東京毎夕新聞に入社。その後、関東大震災を機に本格的な作家活動に入る。1960年、文化勲章受章。62年、永逝。著書に『宮本武蔵』『新書太閤記』『三国志』など多数。

「2017年 『江戸城心中 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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