俳句の作りよう [Kindle]

著者 : 高浜虚子

• 2013年10月22日発売

感想・レビュー・書評

[facecollaboさんの感想 · 2019年8月25日]

俳句の作りよう

[kenichi-hasegawaさんの感想 · 2019年3月24日]

○何でもいいから十七字を並べてごらんなさい。
○まず季題をつかまえて来て、それに切字を使って、それを十七字にしてみる
○一心にものに案じ入ることによってできる。
○新しい句を作るという立場からいって、ぜひとも古い句先進の人の句を研究しなければならないのであります。
○古人の句を三読、五読、百読、千読してこれを習熟し、玩味する必要がある
○つまらぬ景色を叙したつまらぬ句であっても、その背後にはその頭の中の働きというものが自然に現れている。
○背景のある句ということを私は特に尊重する。

著者プロフィール

明治７年松山生まれ。本名、清。子規、漱石、碧梧桐らと親交を結び、『ホトトギス』発行人となって今日の俳句隆盛の基礎を作る。「客観写生」「花鳥諷詠」など、広く老若男女に俳句を伝え広めると共に、多くの優れた俳句作家を育成した。文化勲章受章。昭和３４年没、８５歳。

「2021年 『進むべき俳句の道』 で使われていた紹介文から引用しています。」