物語 カタルーニャの歴史 知られざる地中海帝国の興亡 (中公新書) [Kindle]

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  • 中央公論新社
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感想・レビュー・書評

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  • 2019年12月17日に増補版が同じ中公新書で出版されているけれど電子書籍は旧版が販売停止されただけ。

  • 題名のとおり、この本は歴史書ではなく物語です。ただし、それゆえにカタルーニャのお気持ちがよくわかります。「そもそも同じ国と認めたことなんかねーし」ってことなんですね。

  • カタルーニャの歴史と言っても、副題にあるようにカタルーニャの全盛期、すなわち中世がメインの本。

    つい1ヶ月前まで、バルセロナはスペインの有名な都市である、程度にしか思っていなかったが、実際のところは違う。これは完全に別の国である。なにせ言語からして異なるのだから。

    この本は、そんなバルセロナを含むカタルーニャがどのような過去を持っているのか知るのに向いている。著者は専門家というわけではないのだが、取っ掛かりとして読むのなら十分だろう。

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著者プロフィール

1953年生まれ。現在、法政大学国際文化学部助教
授。カタルーニャ語・文化専攻。著書:『カタルー
ニャ50のQ&A』(新潮社)、『カタルーニャ語文
法入門』(大学書林)訳書:『バルセロナ・ストー
リーズ』(水声社)、『バルセロナ』(新潮社)

「1999年 『引き船道』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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