エンド・オブ・ウォッチ DVD

監督 : デヴィッド・エアー 
出演 : ジェイク・ギレンホール  マイケル・ペーニャ  アナ・ケンドリック  ナタリー・マルティネス 
  • 松竹
3.43
  • (9)
  • (42)
  • (39)
  • (8)
  • (4)
本棚登録 : 184
感想 : 32
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988105068049

感想・レビュー・書評

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  • 米ロサンゼルス・サウスセントラル地区のパトロール勤務を題材とした警察映画。フィクションだがデヴィッド・エアー監督は幼少より現地で育っており、描写はとてもリアルで生々しい。
    ジェイク・ジレンホールとマイケル・ペーニャが演じるのは叩き上げの下っ端警官で、腕はいいが決してスーパーマンでも聖人でもない、ごく普通の兄ちゃんである。
    汚職のシーンは出てこず、キツい勤務を、他愛ない会話をはさみつつしごく真っ当に頑張っている。
    勤務の合間のシーンでは、2人の友情と恋愛が描かれる。白人とプエルトリコ人という異人種の2人だが、彼らは互いに「兄弟」と呼び合うほど仲がいい。
    それは彼らがストリートギャングたちの抗争をかいくぐっての洒落にならないような勤務の中で、互いに命を預けあう戦友の関係になっていったことを示している。

    ハードなクライマックスの後おとずれる、ちょっと変則的なラストの描き方には賛否があるようだ。
    が、あのラストのおかげで、なるほど監督は単に現状を憂い、批判したいだけではなく、そこで劇務に真正面から向き合いつつ人並みに「生きる」おまわりさんを支持したかったんだ、とわかるのである。

  • マジ良い奴らなんすよ

    POV形式かつ、複数のカメラ視点を行ったり来たりするクロニクル方式の警官映画。この方式の一番の利点は複数の映像をつなぎあわせたもの、という設定なのでシーンが飛ぶことに違和感がなくなることだと思う。さながら結婚式に上映されるホームビデオ編集ムービーのように、登場人物の生活や出来事をダイジェストで伝えながらお話が進行する。その結果何が起こるかというと、登場人物がすごい身近になる。「居うる!」

    この映画はパトロール警官の白人&メキシカンのコンビが警官としての責務や強い正義感、少しだけの出世欲から犯罪に立ち向かうお話だ。それ自体は話の大きな流れというだけで、この映画が特別なのはむしろ犯罪に立ち向かう合間合間に挿入されるパトロール中の雑談や、最近できた彼女とのデート、妹の誕生日パーティーの様子、職場でのちょっとしたイタズラの動画が彼らの人となりを、実際に居うる気持ちのいい奴らであることを見てる側に分からせる点にある。

    この良い奴らに死んでほしくない、悲しい目にあってほしくないと思ったなら、この映画の勝ちなのだ。

  • アメリカらしい映画。ファックばっか言ってる

  • なんで「刑事ドラマ」は定番で「巡査ドラマ」は少ないかと言うと、ある事案にアタマからケツまで携われることができる職務は、階級が上の方に限定されるからだ。だからこの映画はあくまで一兵卒から見た戦争のように、街と犯罪を描く。
    しかし何が怖いかって言うとこれがアメリカ警察全面監修の映画っていうこと。
    オートマに2本のサブマガジンを携帯し、パトカーの中にはショットガンを常備すると言うことが銃社会なのだとしたら、やっぱり日本は平和なんだなぁ、としみじみ思う。

  • ★3.5

  • GYAOにて。実際の現場がこんな感じなのかどうかは知らないけれど、確固たる信念を持って危険な仕事に取り組む姿には心打たれた。
    普段のふざけた態度や会話は極度に緊張を強いられる状況とのバランスを取っているかんじなのかな、と個人的には思ったり。

  • ジェイクの坊主頭も見慣れてきましたね~本作で製作総指揮を兼ねているところを見るといずれは監督業に進出していきそうですね。相棒にマイケル・ペーニャを配しているのですが、彼の演技は好きですね~でもいつも彼のエンディングが見えてしまうキャスティングは変えてもらいたい。

    「エンド・オブ・ウォッチ」
    https://www.youtube.com/watch?v=yVCWI2CK0Kg

    ロス市警の全面協力とのうたい文句で期待満載。実際の問題点などを主題にしているのでリアル感と迫力は十二分に感じる。こんなのが日常と感じるとアメリカの銃の携帯許可というもののおかしさを感じてならない。

    それとやはり移民?の怖さかな。日本にも多くの外国人が流れてきているが、首都圏にいるとその怖さを実感できる。日本の警察もこんな緊張感を味わう日が来るのだろうか

  •  ロスの治安が悪い地帯の制服警官のドラマを手持ちカメラ風の撮影で送る。

     POVっぽい映像で警察24時っぽい映画を撮りたいというのは分かる。いいアイデアだと思う。主演の二人もいい。
     ただ、POVっぽくするならもっと徹さないと。肝心の銃撃戦とかでPOVじゃない映像になってしまうと雰囲気が台無し。

  • ロスってこんなとこなの!?
    ドキュメンタリーっぽかったけど結構面白かった。


    ストーリー
    天使の街"ロサンゼルス。その一角に位置する重犯罪多発地区サウス・セントラル。この地区を担当する白人巡査テイラー(J・ギレンホール)とメキシコ系巡査ザヴァラ(M・ペーニャ)は、区内でも屈指の犯罪検挙率を誇る警官コンビ。日課のパトロール中、通報を受けて踏み込んだ一軒家で、二人は見てはならないメキシコ麻薬カルテルの秘密に触れてしまう。本国の組織からテイラーとザヴァラの密殺指令が出され、ついに二人は待ち伏せしていたメキシカン・ギャングたちに急襲される。嵐のように降り注ぐ銃弾をかいくぐり、警官コンビは決死の反撃を開始するのだが-。
    エンド・オブ・ウォッチ=【EOW】 とは: 1日の終わりに、警察官に義務づけられた業務日誌記録の最後に記入する言葉。EOW="見回り終了"を意味する。また、二度と見ることができない=EOW "殉死"も意味する、警察内の隠語でもある。

  • これを観た後にアメリカで警官になりたいって思う人がいるのか?ってくらいリアリティハンパなく、そして恐ろしい〣( ºΔº )〣

    2015/09/22 BS REC

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