雀蜂 (角川ホラー文庫) [Kindle]

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 21
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感想・レビュー・書評

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  • 何も知らないで読む一回目と、知った後に読む二回目では見方が変わりました。貴志さんらしくない作品かもしれませんが個人的には好きな作品です(^^)

  •  ホラーというよりは、若干コメディー寄りで、B級映画にありがちな話という印象を受けた。著者がこれまで書いた作品と似たタイトルのものや、著者本人をモデルにした主人公が登場する。そのため、本作は、これまで著者の作品にいくつか触れたあとに読むと、その元ネタがわかる。本作はスズメバチに延々と追いかけられるのが主な内容であるが、物語の終わりになると、急展開が始まる。本作は、作中から、締め切りに追われて書いた作品(おそらく)で、始めから失敗作になると、著者は予期したのだろう。

  • すごいドキドキして読みました!
    けど、最後は取ってつけたようなラストっぽくて。まあ、何が真実なのか分からない感じは面白いけど。でも、個人的にはこういうテイストで話を作ったんなら最後までサバイバルストーリーを貫いた方がよかったんでは?クリムゾンみたいに

  • ホラーではなかったけど、よく仕組まれたミステリー。ハチに詳しくなれた。この人のホラーは、本当に背筋がゾクゾクするような怖さがあるけど、本作はそれよりは、ハチとの攻防がメインで、動物パニックもの的な感じで、まあこれはこれでって感じで楽しめた。最後の展開も予想してなかったので良かった。ハチに詳しくなれた少しw

  • これはホラーだろう。

著者プロフィール

1959年大阪生まれ。京都大学卒。96年『十三番目の人格-ISOLA-』でデビュー。翌年『黒い家』で日本ホラー小説大賞を受賞、ベストセラーとなる。05年『硝子のハンマー』で日本推理作家協会賞、08年『新世界より』で日本SF大賞、10年『悪の教典』で山田風太郎賞を受賞。

「2023年 『梅雨物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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