はなとゆめ 電子ビジュアル版 (角川書店単行本) [Kindle]
- KADOKAWA / 角川書店 (2013年11月6日発売)
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感想 : 5件
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- Amazon.co.jp ・電子書籍 (429ページ)
感想・レビュー・書評
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清少納言の枕草子は若いころ現代語訳を読んだのですが、では彼女がそれを書いたのがどういう時代だったのか、ということが垣間見える歴史フィクションです。この時代の女性の大変さ、でも意外な自由さが面白い。
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もともと平安時代にまつわる話は大好きで、田辺聖子さんの訳による源氏物語なども何度も読んだものですが、この「はなとゆめ」は、平安時代を舞台にするストーリーでありながら、中宮定子に仕える清少納言はまさにビジネスマンのよう。
女性が男性社会の中で働くということを、女房たちの生き方から強く共感しました。 -
前半は事実の羅列みたいでなかなか読み進められなかったのですが、第3章からやっと人物が動き出したという面白みが出てきました。
でも、読み返してみたいか、誰かに勧めたいかと問われれば、否と答えるかも。
遠田志帆さんのイラストがとても綺麗でそれを楽しみに読み進めていきましたが、それが無ければ途中でやめていたかもしれません。
個人的には「天地明察」のほうが好きです。
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