ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく [Kindle]

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  • ダイヤモンド社
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感想・レビュー・書評

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  • 別の本でこの本を紹介していたので購入。
    派手な生き方をした方(堀江さん)がゼロになってから書いた本だというので非常に読む前から気になっていた。
    ゼロになった人が「働くこと」について真剣に語るということで非常に刺さる内容でした。人生の絶頂で逮捕されてどん底まで落ちても、働きたいと思うのは人間の心理なのかもしれないと思わせてくれる。人の役に立ちたい、社会を1㎝でも良いから前に進めたいって言うセリフが刺さりました。

  • 「失敗することを恐れるな。失敗してもマイナスにはならずゼロになるだけだ。」

    著者自身が刑務所暮らしをした経験があり、本中に書かれていたこの言葉に説得力があった。

    ゼロからまた再スタートを切った人だからこそ書けた一冊なのだなと思った

  • 堀江貴文が刑務所から出た後に出版された本。

    物事を始める時、いきなり掛け算をしない。
    ゼロに1を足していくことから始めることの大切さを伝えている。
    また、全てを失うといってもマイナスにはならないのだと、
    失うことを過度に恐れ何もしないという人を後押ししてくれる1冊。

    また、チャンスを見極めるのではなく、
    チャンスがあったら飛びつく「ノリの良さ」が大事だという。
    何事にもまずはトライしてみる、興味を持つことを実行していきたい。

  • 読み切り2017/10/11 20:48
    0章
    ・人々:成功へのショートカットを求め,どうすればラクをして成功するか知りたがる
    ←新しいステップに進む時:そのスタートラインは誰もがゼロ。
    →ゼロになにを掛けてもゼロ
    →ゼロの自分にイチ(小さな地道な1歩)を足していく
    ⚠️失敗して失うものなんてたかが知れてる
    →最も危険:失うことを恐れて一歩も前に踏み出さん事
    ⚠️・ホリエモン:中高一貫の進学校で現役で東大合格し、若くしてベンチャー企業家」サクセスストーリー
    ←表面的な結果論って本人もゆってる
    ←仕事は楽しいかね?と一緒

    1章,働きなさいと母は言った
    仕事をやり遂げた時の達成感,誇らしさ,報酬を受け取った時の感慨
    ←自身という存在の証明になるのでは
    ・勉強とは大人を説得するツール
    ・受験英語:英単語を極めること
    ⚠️歯を食いしばって努力:大した成果は得れない
    →作業にハマること。何もかも忘れるくらいに没頭
    ←苦手,得意の先入観で物事を判断せず、目の前の作業にハマること

    2章 仕事を選び、自分を選ぶ
    ⚠️あがったりする:自身の問題
    ←自信を形成する経験が足りない
    →仕事でも中々行動起こせない:人生にキョドってる
    ⚠️経験:経過した時間でなく,自らが足を踏み出した歩数によってカウントされる
    ヒッチハイク:小さな成功体験の積み重ね
    ←見知らぬ人に声かけるの怖くなくなる
    →絶対やろ。
    ・小さなチャレンジ:ノリの良さから生まれる
    ←フットワークの軽さ,好奇心の強さ,リスクを承知で飛び込んでいける小さな勇気
    ⚠️今すぐ変わらなければ一生このまま
    ⚠️誰もやらないなら自分でやるしかない

    3章 カネのために働くのか?
    ・❌宝くじ当てて南の島で暮らしたい
    =金入ったら仕事やめたい
    →仕事=金のため
    ←働く:なにかを我慢する,お金:我慢と引換の対価
    ←くっそしょうもない消費の人生やん。(笑)
    ⚠️→衣食住に足りていながら働く理由を考える!
    ←仕事:最も時間を投じるもの
    →我慢の時間にするのはどう考えても間違ってる
    ←多くの人:労働をお金に変えるのではなく、そこに費やす時間をお金に変えているだけ
    ⚠️お金(給料)とはもらうものではなく稼ぐもの
    ←金を儲けるために働くのではなく,お金から自由になるため
    ←仕事に対する意識を変え,働き方を変える
    ←時間以外の何を提供出来るか真剣に考える
    ・人生が豊かになってない根本原因:時間
    ←仕事が忙しい,お金がない:表層的な問題に過ぎない
    ⚠️・やりがい:見つけるものではなく,自らの手で作る物
    →どんな仕事でもやりがいを見出すことはできる
    ←マニュアル(前例)通りにこなすのではなく、もっと上手く出来る方法はないかと自分の頭で考える
    ←仮説を立て,試行錯誤を繰り返す
    →能動的なプロセスで与えられた仕事は作り出す仕事に変わる
    ←プロセス自体が仕事をつくるということ
    ⚠️・人は没頭する事かできた時、それを好きになる
    ex)大切なのは順番:営業に没頭したから仕事好きに
    →仕事嫌いと思ってる人:ただの経過不足
    ←無我夢中,のめり込んだ経験がない
    ⚠️→自分の手でルールを作る
    ←ポイント:遠くをみないこと。1日,1時間でギリギリ達成可能な目標を掲げ,来る日も来る日もそれを達成することだけ考える
    ←人:本質的に怠け者。長期的な大きな目標:迷いや気の緩みが生じて、うまく没頭できない
    ex)マラソンと100m
    ⚠️・やりたいことがない:最初から出来っこないと決めつけてるだけ
    ←自分の可能性にフタをしてるだけ
    ⚠️・出来ない理由から考える:ネガティブになる
    →突き抜ける人:できる理由から考える
    →能力の差ではなく、意識の差
    ←ネガティブに出来ない理由を考えて好転する物事かなどひとつもない
    →何事も出来る!という前提でそこから出来る理由考える
    ・起業:労働人口の15人に1人は経営者(217万人!)
    ←個人経営だけで。(法人195万人)
    ・仮に倒産してもあなたという人間は潰れない
    ←会社員を何年続けても到底身につかない仕事の本質を見抜く力が身につく
    →確実に次に生かされる
    →再チャレンジだって出来る
    ←結局出来ない理由から考えるか出来る理由から考えるか
    ⚠️←起業によって失うかもしれないものを心配するのではなく、起業によって得られるものを考える
    ⚠️・貯金を奨励:自分に自信がなく,考えることを放棄
    ←結論金があればいけると思ってる
    →いま自身に投資に回すべき
    ・お金:信用を数値化したもの
    →本当に困った時,崖っぷちの時:助けてくれるのはお金ではなく、信用
    ・自分への投資:自分に寄せる強固な信用:自信
    →自信がつくとキョドらず即答ではったりをかませる
    ex)出来るか分からんことも即答してから書店行って専門書読むみたいな
    ⚠️このレベルの仕事なら出来ると考えるのは自信のない人の発想
    →本当に自信あれば:どんな仕事に対しても自分ならできるという自分基準の判断を下せる
    ・万人から愛されようと自分の信念曲げるのではなく、関わる人の母数増やす
    ・楽して成功:物凄く苦労するとその先に楽が待ってる可能性もある
    ←周りの人から見て苦労してると思われることをする
    ・初めは足し算:ビジネス書を山ほど読んでもビジネススキルが上がらない人と同じで、知識やテクニックはイチを積み重ねた後の話。
    ・やりたいことは全部やる
    ←一貫性ないとかゆわれても関係ない
    →満足した瞬間、思考停止するから
    →オヤジ化:常識に縛られ,前例を重んじ,未知へのチャレンジを全て拒絶してしまう
    ex)酒を飲めばあの頃は良かったとかゆう糞野郎
    →心から今が1番楽しいと言えるように生きる
    ⚠️ご飯食べるために働くのではない。働くことは生きること。自らの生を充実させるために働く

    4.自立の先にある繋がり-孤独と向き合う強さ-
    感情で物事を判断せぬよう、常に自分をコントロール
    →悩む事をやめ,ひたすら考える
    ⚠️悩む:物事を複雑にする行為
    考える:物事をシンプルにしていく行為
    感情に流された決断:迷いが付きまとい、後悔に襲われる可能性
    理性の声に従った決断:迷いも後悔もなく、過去を振り返ることもなく、前だけをみて生きていける
    ←課題を複雑にするのは心であり,揺れ動く感情
    →迷いを断ち切り,シンプルな決断
    →決断できねばいつまでもこのままの人生
    ←決断:なにかを選び、なにかを捨てること
    ⚠️⚠️孤独,不安だからと他者に救いを求めていたら,一生誰かに依存し続けることになる
    →自分の責任で引き受けなければならない
    ←自立するということ:自分の頭で決断すること
    ・会社を作る:天才ではないからこそ、優秀な仲間に自分に欠けた部分を補ってもらう
    成功体験:前に進もうとする時
    ❶挑戦:リスクを選び,最初の一歩を踏み出す勇気
    ❷努力:ゼロからイチへの地道な足し算
    ←ハマること
    ❸成功:足し算の完了
    →成長
    →成功したければ挑戦。挑戦して全力で走り抜け

    世の中の空気変える:より多くの人達に呼びかけ、理解を求める必要ある
    ←裸の王様ではあかん

    5章 僕が本当に働く理由-未来には希望しかない-
    ・獄中の堀江に人生相談:不自由なことを相談
    ⚠️→自由:心の問題:思考が停止してるだけ
    自由と責任はセット:責任を負うから自由でいられる
    →責任の重さは自由の重さ
    ←僕らにできる失敗なんて、たかが知れてる
    ・ネガティブな事を考える人:ヒマ
    ←どうでもいいことを考える
    ・自分の時間を生きるのか他人の時間を生かされるのかを常に意識化しておく必要ある
    ex)営業マンの無駄話:他人の時間を生きてる
    大好きな友達と飲み:自分の時間
    与えられた仕事をやらされる:他人の時間
    自ら生み出す仕事に望んでる:自分の時間etc..

    ・飽きっぽさは最大の長所となる
    →自分の本業なんて決める必要ない
    ←他のビジネスやタスク並行してやったり
    ⚠️←飽きっぽさと惚れっぽさは表裏一体
    →好奇心むき出しで様々なジャンルにチャレンジでき、一つの専門に縛られない
    ・アイデアは組み合わせる時代
    ←仕事は楽しいかねと一緒
    →スピードと実行力でまず形にする
    ・テクノロジー:簡単に国境の壁を超え,既存の法や価値観を無効化し,自由で便利な社会を作っていく
    →情報を知ること:未来を知ること
    ・先ゆく他者にブレーキをかけるのではなく、自分がアクセルを踏もう
    ←成功者をバッシングするか賞賛するか
    →嫉妬心と向上心の分かれ道で、ゼロにイチを足せるかどうかの試金石
    ・他者を信じること:裏切られるリスクを引き受ける事
    ←ここを理解して不平不満を言うのは筋が違う
    →人の気持ちはわからない:だからこそ信じる
    ⚠️何かを成し遂げた時:自分がどんな仲間と世の中を変え,どれだけの笑顔に囲まれてるか、考えただけでもゾクゾクする
    ←間違いない!

  • ホリエモンの刑期満了直前の2013年に刊行された本で、タイトルもゼロ(からのスタート)。
    ホリエモンの生き方には賛否両論あるが、考え方はシンプルで合理的だけど根っこの部分は情熱的で、私はとても共感した。
    仕事や人生に、真摯に向き合ってる方なんだと改めて知った。子供が人生を考えるようになったら読ませたい本。

    ・僕の考えを理解してもらうためには、まず「堀江貴文という人間」を理解し、受け入れてもらわなければならない。~その認識が抜け落ち、多くの誤解を招いてきた。これは最大の反省点である。

    ・努力するのではなく「ハマる」こと。何もかも忘れるくらいに没頭すること。
    「仕事が好きだから没頭する」のではなく、「没頭したから好きになる」のだ。没頭すればいつの間にか好きになっていく。
    没頭するには「自分の手でルールを作ること」。自分で作ったルールなら納得感を持って取り組むことができ、能動的になる。
    ルール作りのポイントは「遠くを見ないこと」。今日という一日にギリギリ達成可能なレベルの目標を掲げ、猛ダッシュする。フルマラソンは挫折する人が多いが、100m走なら全力ダッシュできる。

    ・マニュアルをこなすだけなら「与えられた仕事」だが、仮説を立て、実践し、試行錯誤を繰り返す。そんな能動的なプロセスの中で、与えられた仕事は「つくり出す仕事」に変わっていく。
    能動的に取り組むプロセス自体が「仕事をつくる」ことなのだ。仕事に対する取り組み方の問題であり、やりがいを作るのも自分なら、やりがいを見失うのも自分だ。

    ・できない理由を考えるとネガティブになる。できる理由を考える。

    ・10の信用があれば100のお金を集めることができるが、100のお金を使って10の信用を買うことはできない。
    (ツイッターで100万人のフォロワーがいる人が1億円を集めるのは難しくないが、どこかの誰かが1億円を投じても100万人のフォロワーを作ることは難しい。)
    お金よりも「信用」が価値を持つ。

    ・自由とは心の問題。

    ・時間とは命そのもの。だから「他人の時間」「自分の時間」どちらを生きているか常に意識する。

    ・情報を得るとは、未知を知ること。

  • 2006年1月、堀江貴文は東京地検特捜部から強制捜査を受け、証券取引法違反の容疑で逮捕されることになった。ライブドアの前身である有限会社オン・ザ・エッジを設立してからちょうど10年後のことだった。
     世の中にはこびる不合理なものを嫌う、徹底的な合理主義者であったホリエモンはひたすら「ファクト(事実)」だけにこだわってきた。しかし逮捕を受けて理詰めの言葉だけでは納得してもらえず、あらぬ誤解を生んでしまうことに気づいたホリエモンは本書で「これまで語られなかった堀江貴文」の姿について包み隠さず語ることにした。
     堀江貴文とは何者なのか、逮捕までの人生を見ていこう。
    【中央館3F:図書 289.1//H87】【OPAC:https://opac.lib.niigata-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB13886935

  • 人は余計なものを持ちすぎている、
    そして持っていることで安心している

    本当は意味のないものでも...

    ということを知り、余計なものをどんどん減らすことができました。スーツケース2個に収まるようになって、とても気楽に自由に生きています。

  • ホリエモンが2年6ヶ月の懲役を終えて、生い立ちから今に至るまでを語った本。

    両親ともに割と平凡で愛情のない家庭に育ち、そこから東大へ行き企業へ。両親のドライさは愛情表現のなさもすごくて驚いた。子供が幸せとは言い難い環境。

    面白いエピソードが色々あって、自伝としてとても楽しく読めました。

  • 駄文長文ですがこの本を読んで考えたことを自分なりに書いてみます。
    本の内容から派生しているところもあるので、本の内容に書かれていないところもありますが、
    中田のあっちゃんがYoutubeで「読書を踏まえアウトプットすると良い(頭に残る)」
    と言っていたため試しに投稿させていただきます。
    --------------------
    これまで(入社7年目までの自分=ゼロの自分):
    働いた分だけ給料をもらう=働いた時間をお金に換えている
    →起きているうちの大部分を仕事に費やしていた。
     考えなくてもできる仕事もそれなりにある。(大半はそんな感じ)
     残業したあと、なんか謎の充実感がある。
     大変だけど、単調作業。時間かかるけどあまり頭使ってない感じ。
     でも「自分にしかできない仕事をやった」という気持ち。
     ここに自分の価値を見出してた。(残業時間/残業代が一種の付加価値、プライム感なんだろうか) 
     でもよくよく考えてみると時間かければ他の誰かでも出来そうな気がするし、
     仕事の本質はここではないということは薄々分かっているけど、
     「まあ、いっか。給料もらえてるし」と思っていた。

    けど、それは思考停止状態だったし、給料を「稼ぐ」という思考がゼロだったことにも気づけた。
    これからは「考えない人、価値を生み出せない人は淘汰される」という時代と言うけれど、
    給料が当たり前のように入ってくる状況から「まあ、大丈夫だろう」という
    謎の安心感が考えるという行為から自分を遠ざけていた。

    自分には時間以外の何を提供できるのか?というあたりが刺さった。
    時間に縛られ、仕事に支配され、仕事に支配されていることに気付かず、
    仕事に支配される人生でもしょうがないかと謎の悟りを開き、人生においてやりたいことはわからない(考えていない)状態。
    仕事が支配的だと、人生の目的とか考えることもないから、真の意味で自由になれないんだろうなと思った。
    仕事の目的は儲けるためではなく、お金から自由になるため、というのもわかる気がした。
    そして仕事はどこからか降ってくるのではなく、自分で作り出すというのも新鮮だった。

    そうだな、これまでの誰でもできる仕事は若い人などにシェアして、
    自分はこれから「仕事を作り出す」という少し上のポジションに行かなければならないんだなと
    しみじみと感じた。
    でも、どうやったらいいかわからない(わからないから頭を使わなくてもいい仕事を極めていたのかも)
    つまり、考えることから逃げていた。楽をしていた。このままでいいやという思考停止状態。

    では、どう変わるか?何からすればいいか、というところに
    ホリエモンは少しヒントを与えてくれた。

    小さなチャレンジを経て、小さな成功体験が経験を積み重ねることで、自信につながる。
    少しでも面白いと思ったら躊躇せず飛び込む「ノリの良さ」が大事。(ヒッチハイクの話)
    と言っていた。

    「ノリの良さ」という平易な言葉で語ってくれたので、なんか出来そうかなと思わせてくれた。
    振り返ってみると、新しいプロジェクトや取組みの話が来たときに、
    「今でも結構忙しいのに、ここで手を上げたらさらに忙しくなる」とか考えていた。
    つまり、できない理由を先に考えていた。
    できない理由を作ることで自分を守っていた。
    仕事が忙しいことを理由に新しいことに触れるチャンスを逃していた。
    でもそれでいいと思っていた。今の仕事は自分以外の人はできないからと。
    でも、実際にはほかの人でも意外とできる気がしてきた。(つまり思い込みだった)
    要するに意図的に考えないことで逃げていたことになる。
    たぶん、他の人も程度の差はあれ、保守的な面は持っていると思う。
    大半の人は自分と同じことを考え、行動するから、
    手を挙げた人は注目され、周りから抜き出ることができるのだろう。
    人数比率的に感覚的には9:1ぐらい。

    手を挙げた人はすごいなと思う。でも自分は9側の人間でいいやと心の中で思っている。
    保守的、保身的な考えが頭をよぎり、手を上げることができなかった。
    自分を正当化するために、「1割の人は大変な思いをしている。でも9割は安定している。
    自分の選択は間違っていない。こっちが正しい。」
    言語化するのは初めてだけど、今までも何となくそういうことを思っていた気がする。

    でも、ホリエモンは9割の人間については最初の1歩でさえ踏み出せていないと言っていることになると思う。
    最初の1歩も踏み出せないのであれば自分は何も変わらないし、成長していけない。
    もしかしたら勝手に9割と思っていて、こっちがマジョリティだから安心/正しいと勝手に思っていたけど、
    本当は1割のほうが正しいかもしれない。

    9割のところにいる限りは自分は成長できないし、仕事という呪縛から抜け出せないまま、
    人生の大半を消費することになるだろうと思うと、このままの人生でいいのか自分?!と思い始めてきた。


    振り返ってみると、
    大学時代は割と「ノリの良さ」を大事にしていたところはある。
    よくわからないけど面白そうだからやってみようみたいなことはあった。
    で、やってみて、新たな自分を発見したり、これまで経験したことがないことも経験できた。
    「ワンチャン」という言葉を教えてくれた友人には感謝したい。
    でも、社会人になって、組織の中に入ると、
    ミスしてはいけないという空気感があった。
    というか、勝手に「ミスしたらいけない」と思い込んでしまっていた。
    おそらく、会社組織においては、売上の拡大、利益の拡大など目標があるから、
    ミスしない方がいいのだけど、
    ミスしないようにするために、チャレンジしない という空気感ができてしまったのだと思う。
    それが9割という会社組織の中での大衆を生んでしまった。

    最近は会社の方針としても、ミスを受容する組織にしようとなっているけど、
    それでもチャレンジするのは一部の人のみ。なぜか。
    それは周りの環境とか制度の問題ではなく、自分たちのハングリー精神のなさや、現状に満足してしまっているからだと思う。
    やっぱり、保身的になってしまう。

    いまよりも忙しくなりたくない。
    →時間ベースでとらえている。仕事の中身や質には意識が向いていない。
     でも、今やっている仕事がつまらないものであったら。。そこにやりがいは感じない。
     楽しさは感じない。楽しくはないけど、やらなきゃいけないからやってる。
     他の人にもできる無機的で面白さを感じない仕事をこれからも続けることになる。

    新しい仕事をやる
    →これまでとは違う仕事なので、頭を使う。悩んだり、考える。成果がすぐに出ることはない。
     成果を出さねば、とプレッシャーを感じる。
     でも、ミスを受容してくれるのであれば少し気が楽になる。
     そして見方を変えれば、自分のやり方で仕事を進めることができる。与えられた仕事ではない。
     自分起点で考えられるから、面白さを感じる。うまくいくストーリを想像し、没頭し、はまり込む。
     ビジネスはゲームだと考えれば、どのように上司や競合やクライアントを攻略するか戦略を立てるのも楽しそう。(難しそうだけど)
     うまくいかなくても、ゲームと考えればよい。
     それだったら、今より多少仕事に割く時間が多くなってもいいかも。
     なぜならば、仕事を前向きにとらえているし、楽しそうだし、頭を使うので、自分が成長している気がする。 
     そこまで考えると、新しいことにチャレンジしない自分は結構機会損失しているなと思い始めてきた。
     早くそのステージに到達したい。 


     現状に満足している感覚は、井の中の蛙なのかもしれない。
     新しいステージに到達したときに、過去の自分を「あのタイミングで気づけて良かったね」と言うかもしれない。
     「ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく」というタイトルがだんだんとジワってきました。
     さて、30代のこれからの人生何をやろうかな。 

    ------
    本を読んだ後の読後感でざっくりと思うことはあったけど、
    こうやって文章にしたことで、自分なりの考えが少し浮かび上がってきた。
    仕事・これからの人生に対してモヤっと思っていたところに、
    ホリエモンなりの解を出してくれて、共感できるところもそれなりにあり自分の刺激になった。

    多分この文書を書かなければ、数日後には読んだ内容を忘れると思う。(読んだことも忘れるだろう)
    文章を書くのは大変だけど、アウトプットする過程でいろいろ考えたので、
    そういう意味でこの本に出合えたことは感謝。(今度ホリエモンをメディアで見かけたらちゃんと話を聞こう)
    ホリエモンと中田のあっちゃんに深く感謝いたします。

  • 最近、その場の好奇心に駆られて動くことが良くないことだと思うようになっていたが、この本を読んでそんな事はないと思えるようになった。またやりたいことごないもずっと思っていたし、自分の可能性を狭めているつもりもなかったけど、改めて考えてみたら
    自分の可能性を少なからず狭めていたかもと感じた。自分のやりたいことに素直に、そして真面目にどうすれば実現できるかを考えていきたい。
    またホリエモンの本はわかりやすく書いてあって、中高生にも読んで欲しい本だなと感じた。

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著者プロフィール

1972年、福岡県生まれ。実業家。ロケットエンジンの開発や、スマホアプリのプロデュース、また予防医療普及協会理事として予防医療を啓蒙するなど、幅広い分野で活動中。会員制サロン「堀江貴文イノベーション大学校(HIU)」では、1,500名近い会員とともに多彩なプロジェクトを展開。『ゼロ』(ダイヤモンド社)、『多動力』(幻冬舎)、『時間革命』(朝日新聞出版)、『最大化の超習慣』(徳間書店)など著書多数。

「2023年 『(仮)2035 10年後のニッポン ホリエモンの未来予測大全』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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