ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく [Kindle]

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  • ダイヤモンド社
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感想・レビュー・書評

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  • 寝ている時間以外を勉強に当てる、そして、それに没頭することが出きれば、トップに近づくこと事が出来る。という風にシンプルに考える。

  • 漫画版を読み終わってから読んだ。
    漫画版で読んでいたのでもう読まないでいいかなーと思ったが、やはり漫画版はいろいろ省かれていることがわかった。こちらのほうがいろいろ説明されていたので、漫画版より良かった。

    とにかく働くことが好き、ということが伝わってくる。
    そして東大ブランドがすごいことや、堕落したところから大人を説得するためのツールとしての勉強、自分のルールを決めさえすればRPGにハマるように勉強にはまるといったことが書かれている。
    凡人の生まれからこのような劇的な人生を送ることができるということを知らされた。
    「やりたいことはすべてやれ」というのも印象的だった。

  • ホリエモンの行動原理が詰まった一冊。具体的に学びたいことがあって読む本というよりも、読んで、感じる本。

  • ぜんぜんイメージ違う生い立ち、ド田舎で高卒の夫婦に愛情をかけられず育った少年。やりたいことは全部やれ、苦しいからこそシンプルに考える。悩むはふくざつにしてしまうう。「いま」しかない。飽きっぽさは最大の武器になる。

  • 小さな成功体験の前には小さなチャレンジがある。その小さなチャレンジは、ノリの良さから生まれる。

    没頭すれば仕事が好きになる。没頭するためには、自分ルールを作ること。

  • 堀江氏は向上心、好奇心の塊のような人間で、私も彼のような生き方ができれば、一生涯楽しく過ごせるのだと思う。
    人はある時に思考停止してしまい、型にはまった考えしかしなくなるというフレーズが印象に残った。それを回避するには堀江氏のように日々新しい情報を浴び続けることが大事なので、実践していきたいと思う。
    彼の他の著書も読み、考えを吸収し行動に移せるようにしたい。

  • ホリエモン氏の動画を何個か見ては居るのでそんなに偏見無く見れたとは思うけど、自己弁護みたいなのが目立ってたかな。でも、全体的にアドラー理論的な事を体現的に説明してて解りやすかったかも知れない

  • 『ゼロ』堀江貴文

    思わず、猛スピードで一気に読み進めてしまうような「熱量」が、事業で革命を起こしてしまう人の本にはあります。

    ホリエモンは東大在学中にライブドアを立ち上げて、大成功して、逮捕された人で有名ですが、
    その生い立ちというのが、意外なものでした。
    教養の字もないようなぬくもりのない厳しい家に育ち、
    愛読書は、「世界大百科事典」。
    この原体験が、「情報は自分でつかみ取るもの」という観念を植え付ける。
    小学校時代はそのおかげか勉強は断トツで、先生さえも間抜けに見えてしまうほどだったといいます。
    それで、掃除はサボる派、日直の仕事はやらないは、遠足では単独行動はやるわで「協調性がない」といつもいわれていたなか、
    小学校三年生の担任だけは、そんな飛び出たところを認めてくれたといいます。
    その星野先生はけっして「みんなに合わせなさい」といわず、もっと個性を伸ばしていきなさいと言ったそうで、そのことがホリエモンの人生を変えました。
    「中高一貫の久留米大附中にいけばあなたの居場所がそこにある」と言われたそうで、そのまま彼は塾で勉強の面白さに目覚めました。
    中学生に揚がるのと前後して、彼はコンピュータと出会い、
    「手に入れたら、世界が全く新しいものに変わる!」
    という確信を抱き、
    深夜までパソコンのプログラミングに明け暮れる日々が始まります。
    これは、ファミコンのように誰かが作った世界で遊ばされるのではなく、自分が遊ぶ世界を自分の手で作ることでした。
    素人用のPCでは飽き足らず、中学校二年生の時に、新聞配達のバイトをして、20万円のパソコンを購入します。
    彼は、新聞配達からは何も学べなかった、といいます。
    「こんなに苦しい思いをしてたったこれだけか」と。
    一方、塾講師から、パソコンのプログラミングの移植を他の前れて作業を完了させて、報酬10万円を受け取った時はとても嬉しかったといいます。
    「僕のつくったシステムがに講師の人たちが驚きの声をあげ、握手を求め、そしてたくさんの生徒が学んでいく。僕の流した汗が誰かの役に立つ。」
    うまれてはじめて自分の存在を認めてもらった気がしたといいます。
    しかし、学校の方では気が付いたら落ちこぼれで、
    高校三年生の時は学年下から三番目くらいになっていた。
    「ここ」から脱出するために、「東大」を目指すこととなります。
    国語は難しくなく、社会に関しては、百科事典を読んでいたので得意でしたが、
    英語が苦手で、過去問を解いていくうちに、
    「とにかく英単語を極めればなんとかなる」
    と単語帳の隅から隅までを例文や派生語も含めてすべて「丸暗記」。俳優さんが台本を丸暗記するイメージで。
    それは血のにじむような努力ではなく、そんな意識は全くなく、
    どんなに追い込まれても、10時間の睡眠は必ず確保して起きている14時間をすべて勉強にあてていたのでした。
    歯を食いしばって努力したところで大した成果は得られない。
    努力ではなく、その作業に「はまる」こと。何もかも忘れるくらいに没頭することができれば何でも楽しくなるということは、
    コンピュータから学んだといいます。
    ホリエモンにとっての勉強は、「説得のツール」でした。
    そして、無事東大に現役合格しますが、東大のアカデミズムの将来に幻滅します。
    そんなとき、ヒッチハイクに出会い、
    「俺でもできるんだ」と思ったそうです。
    つまり、挑戦を支えるのは、「ノリの良さ」です。
    目の前にやってきたチャンスに躊躇なく飛びつけるかが問題です。
    塾講師をやっていて、
    「これではいけない。今すぎ変わら仲やいけない。
    このままでは一生このままだ!」
    時が付き、
    そのまま、あたらしいアルバイト先として、時給900円のプログラマーになります。
    そこで、
    「もしも、みんながインターネットを使うようになったら、世界は確実に変わる!」
    と起きている時間ずっとインターネットのことを考え続けた。
    インターネットがビジネスになると真剣に考えていたのは、当時は日本中で100人くらいだったと思うが、彼は、その一人に入ることができました。
    そして、川を流れる大きな桃をキャッチしたのです。
    「だれもやらないのなら自分でやるしかない」と思って、会社を立ち上げようとしたが、
    バイト先で、月収70万円の破格の給料を示された。
    しかし、それも断って、スピードだけを最優先に考えて、
    600万円の借金をして起業。
    そこから10年で、2億円、11億円、29億円、58億円、108億円と倍々ゲームのように売り上げを伸ばしていき、近鉄バッファローズの買収にまで乗り出し、郵政選挙にまで出馬します。

    仕事とは、
    「何かを我慢することで得られるもの」
    にしてはいけない。
    給料とは、「もらうもの」ではなく、「かせぐもの」。
    そして、やりがいとは、「みつけるもの」ではなく、自らの手で「つくる」もの。
    刑務所の中の単純作業でも、
    自分なりに創意工夫を凝らす、
    マニュアル通りになるのではなく、もっとうまくできる方法はないかと探す。
    自分の頭で間挙げる。
    仮説を立て、実践し試行錯誤を繰り返す。
    与えられた仕事を「つくりだす仕事」に変えていく。
    人が仕事でも仕事でも好きになるプロセスは、
    なにかに「没頭」することができた時。
    どうすれば没頭できるかというと、
    「自分の手でルールを作ること」
    ルール作りのポイントは「遠くを見ないこと」。
    最初から「できっこない」ときめつけない。
    その心の蓋さえ外してしまえば、「やりたいこと」は湯水のようにあふれ出てくる。

  • 堀江さんの幼少期の部分を読んで、寂しい思いもあった方なんだと感じた。未来へのテクノロジーへの熱い想い、仲間への想い、かっこいい。
    ・物事をできない理由から考えるのか、それとも出来る理由から考えるのか。
    ・ゼロの自分にイチを足していこう。
    ・諸行無常
    ・時間は無限ではない

  • 堀江貴文さんのイメージを覆す内容の本書。
    強さ弱さの全てを語った内容で心に響く部分がとても多い。天才なわけでは無くひたすら没頭したことで積み上げて作られた堀江貴文さん。ゼロの自分に小さなイチを足していこう。

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著者プロフィール

1972年、福岡県生まれ。実業家。ロケットエンジンの開発や、スマホアプリのプロデュース、また予防医療普及協会理事として予防医療を啓蒙するなど、幅広い分野で活動中。会員制サロン「堀江貴文イノベーション大学校(HIU)」では、1,500名近い会員とともに多彩なプロジェクトを展開。『ゼロ』(ダイヤモンド社)、『多動力』(幻冬舎)、『時間革命』(朝日新聞出版)、『最大化の超習慣』(徳間書店)など著書多数。

「2023年 『(仮)2035 10年後のニッポン ホリエモンの未来予測大全』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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