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感想・レビュー・書評
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最新8巻まで。第二次大戦時の戦艦の姿をしたが正体不明の「霧の艦隊」と人類の戦いを描くのが中心的ストーリーであるが、ここにメンタルモデルという概念を導入したことが新しい。純然たる兵器である戦艦に人格が生じるという設定が、物語の厚みを与えている。
霧の艦隊と人類とが理解しあえるのか?という視点からはファーストコンタクトものとしての側面を持つし、そもそも霧の艦隊はなぜ人類と交戦しているのか?という視点からは兵器としてのアイデンティティにかかる物語になる。
8巻までは謎が提示されているのみで、まだほとんどの謎は解明されていない。謎と伏線をしっかりと回収し、これだけ広げた風呂敷をどうたたむのか、どう着地するのか、これからの展開が楽しみ。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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