お菓子の家 ~un petit nid~ [Kindle]

著者 :
  • プランタン出版
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感想 : 12
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感想・レビュー・書評

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  •  内容を微塵も思い出せないくらい忘れていたので、凪良&葛西先生のダブルファンというのもあり、ヤクザ攻めが気になって再読。

     休みの日に、従業員の子供を家に寄越して「動物園に連れて行ってやってくれ」って流れに愕然w別の日にせいやって思った。
     それは特別手当や給料は出るんかい? さすがに非常識なお願いすぎる。
     すっごい里央と知世親子絡んでくるなあって印象。
     前半は阿木と加瀬の二人きりのシーンはほぼない。ドキッとするシーンもない。後半から急に始まる。でもやっぱり理央と知世親子の出番多すぎる。何を見せられてるんだ。
     雇われ先の他人の子供を助ける為に身を犠牲にして怪我するって信じられなくてモヤっとした。阿木の親族の子供でもないのに。

     受けの身長が180cmもあるのが良い。
     くっついたあとの、嫁の尻に敷かれる系の阿木がもっと見たかった。

  • 「夜明けにはやさしいキスを」のスピンオフ。断然こちらの方がすきで、何度も読み返している1冊でもあります。

    しあわせから縁遠かった加瀬が、自分の居場所を見つけられてほんとによかったなあ。

  • 前作はかなり不安定すぎた加瀬くんが、幸せになれたので本当良かった!今まで辛かった分幸せになって下さい!!!

  • 今まで受⇒⇒攻はあんまり好んで読まなかったんだけど表現が豊かでみずみずしいから最後まで楽しく読めた
    受の性格もそんな好みじゃなかったのに凄い!
    この人の本は全部読んでみよう

    内容的には
    好きになる要素がないのにあっさり好きになったのはだいぶ納得がいかない。
    顔が似てたからか?
    後病んでる感じが凄くて私なら好きにはならんな……と思いました。
    受ちゃんか攻好きになったのは納得いきました。

  • 「夜明けには優しいキスを」スピンオフ。
    育った境遇から感情を上手く言葉で表現出来ずに、大切な恋人に暴力をふるうことしか出来なかった加瀬。
    そんな加瀬がようやく幸せを見つけることが出来て、本当に良かった。
    心がほんわか温まりました。

  • ネガティブ男と元ヤクザのとっぽいおじさんだけど、加瀬のネガティブが突き抜けすぎてて、逆にかわいくなってる。小説のいい所だと思う。最終的にネガティブが行き過ぎて、前のめりのポジティブみたいになっていて、加瀬…お前…かわいそうかわいい…。
    攻めの阿木さん目線の小編もあって、完璧にハッピーエンドで終わるところが、凪良さんのすばらしいところだと思います。

    あとで教えて貰ったけど、「夜明け前には優しいキスを」のスピンオフ。

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著者プロフィール

1973年生まれ、京都市在住。2007年、BLジャンルの初著書が刊行され、デビュー。17年『神さまのビオトープ』を刊行し、高い支持を得る。19年『流浪の月』と『わたしの美しい庭』を刊行。20年『流浪の月』で「本屋大賞」を受賞する。同作は、22年に実写映画化された。20年『滅びの前のシャングリラ』で、2年連続「本屋大賞」ノミネート。22年『汝、星のごとく』で、第168回「直木賞」候補、「2022王様のブランチBOOK大賞」「キノベス!2023」第1位に選ばれ、話題を呼ぶ。翌年、同作の続編にあたる『星を編む』を刊行した。

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