ベネディクト・カンバーバッチ 僕が星になるまえに [DVD]

監督 : ハッティー・ダルトン 
出演 : ベネディクト・カンバーバッチ  JJ・フィールド  トム・バーク  アダム・ロバートソン 
  • アルバトロス
3.19
  • (5)
  • (25)
  • (33)
  • (12)
  • (4)
本棚登録 : 173
感想 : 28
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4532318407715

感想・レビュー・書評

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  • 死ぬことを受け入れることは本人にとってはもちろんだが友人にとっても受け入れることは難しい.4人が死を感じながら旅の中で一人一人死を受け入れていく.

  • ガンで余命いくばくの無い主人公。友人3人とある場所に向かう。画面では主人公の頭に波に足を洗われる砂浜が浮かぶ。ウェールズのバラファンドル湾だった。

    最初の家族とのお別れパーティーのあとはほとんど30歳前後の男4人の道中の場面。会話を正面から捉えるのではなく、ドキュメンタリーみたいに傍観するような作り。それが中盤までちょっとだれ気味だったが、会話の流れで各人の思いや生き方でけんかになるが、言葉を吐き終わると主人公の病状の前に、争いを超えて一歩進んだ心境になる。さらに最後に主人公が海に入るからそれを見守ってくれと言いだし、そこからは画面にすいこまれる。若すぎる病気による死、これが静かに見るものにしみこんでくる。

    2010イギリス
    2020.2.22スターチャンネル1無料

  • ジェームズが涙を浮かべながら"I don't want to die. I want more time... I want more time. I'd take any one of your pointless consumer-fucker lives."と友人たちに言うシーンがとりわけ印象に残っている。死を目前にして初めて自分のやりたいことを本気で取り組もうと思ったジェームズ。

    こういう映画を見るたびにやりたい事は今やらねば、と思わされる。

  • (Third Star; 2010/英、93min.)

    最後の願いと最期の旅。

    邦題、ダメです。ほんと、ダメです。

  • 末期ガンの青年による友人を巻き込んだ死出の旅路

  • 重い。というかキツイ。
    何をするのが最善で、何をしてあげるのが最善なのか。
    難しいです。やり直しがきかないだけに。
    苦しみながら死にたくない、というのは凄く分かる。
    だけど、私がその立場なら友人は巻き込まないだろう。
    大切な人なら尚更、そんな重荷を背負わすような真似はしたくない。

  • 末期ガンで、あと1年も生きられない29歳のジェームズが友人3人と共に思い出の地へと旅に出る。道中いろいろなトラブルに見舞われケンカもするが、頑として前へ進もうとするジェームズを補佐しながら友人たちもついていく。

    ジェームズは残酷だ。時折入る、波打ち際に佇むフラッシュバックにそんな意味があったなんて。
    死を前に仲良しの男だけの気楽で愉快な旅をする思い出作りの話だと思って見たのだが、予想に反してあまりにも悲しく重い内容だった。
    私がジェームズの立場だったら、自分の記憶が重い石となって友人たちの心に居座り続けるような真似はしない。「あれで正しかったのだ」と各自の消化に任せるような重荷は背負わせない。本当に好きな人々なら尚更だ。
    自分の最期の希望を叶えるために友人たちが傷付くのを分かっていても駆り出すのは、西洋の個人主義ならではなのではないかと感じた。

  • 苦しみを終わらせたいと願うのは当然のことじゃないかなと思う。
    死を望むのがそんなにいけないことだろうか。

  • 余命わずかな青年は、親友と最後の旅に出る。
    「世界で一番好きな場所」を目指して。

    スタンドバイミーの大人バージョン。

    珍道中な感じとか、親友の病気を受け止められない男っぽい対応とかがとてもいい。

    怖いのは、自分が死んでもみんなの人生は続いていくってこと。

    でも旅中に死んでしまうのは良くないよー。親御さんの気持ちを考えたらーいたたまれない。

    もっと良い邦題ありませんか?ちなみに原作はThird Star
    最後に「星を見たときに、自分の人生がとてもよかったことを思い出してほしい」みたいなフレーズがあったけどこれ関係かな?

  • 感情的にとてもピュアな部分と下ネタの飛び交う展開がうむギャップにやや戸惑った一作。

    でも、腹が痛くなるくらい笑い転げた後のあの何とも言えないしんみりした感じはよくわかる。

    ただ主人公が下した決断とその結果があまりに唐突すぎてどことなくしらけてしまった。でもベネディクト・ガンバーバッチの演技が素晴らしいのは確か。その表情には奥深い感情を見るものに抱かせる独特のニュアンスがある。

    一番印象に残ったのは、死後の世界について仲間と語り合う際に主人公が言った「I will be a dust dancing in the flicker light」。日本語とは違う英語の響きの美しさに思わず胸を打たれたセリフだ。

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