- Amazon.co.jp ・電子書籍 (193ページ)
感想・レビュー・書評
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安定して面白い作風
この漫画は通じて時系列がバラバラなので、あるときすごく仲良くなってた二人が次の回ではぎこちなかったりもして、そういうところも織り込んで描いてるのすごいなあ
読み終えたあと、もう一度読み直すともっと楽しい漫画詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
忘れられないくらい大好きな漫画
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「それでも町は廻っている」全16巻。ダンナのお気に入り漫画。アニメから入ったが、どうも序盤であんまし好きになれず放置。しかし、ダンナが「イイ。特に終盤」というので読破。段々このワールドに慣れ始めると面白さ倍増。SF、推理、ラブコメ、友情、時間軸の妙。ラスト数回が最高ですよね!名作。
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ダメだ…わけ分かんなかった…。
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2017年にノーベル文学賞を受賞したカズオ・イシグロ氏とは赤の他人の石黒正数氏の代表作。
出た当初から表紙が気になっていて、しばらく後にツタヤで借りて読んで、これはマジで面白い、と思った。
amazonが漫画3冊まで1冊99円でいいよというセールがあったので、この機会に手に入れようと本書を3巻まで購入。
1巻を10年以上の久しぶりに読了。下町のババアが適当にはじめたメイド喫茶だけど、ガーター・ベルト式靴下の上にショーツを履くという意外にマジな設定は改めて感心する。
アニメ化されたのでその影響で歩鳥とタッツンは小見川千明と悠木碧の声で脳内再生される。
ふたりとも無二の才能の持ち主で、この前も邪神ちゃんドロップキックを見て「ああ、ついに小見川千明も後を継ぐ新人が現れたか」と思って確認したら小見川千明だったということがあった。
完結している作品なので気長に最後までつきあいたい。 -
全16巻で完結
14巻まで紙の本買ってたけど、帰省中に15巻が出たので15巻と16巻は電子版で。
16巻で完結してしまったのでこの際電子版で揃え直し。
折込のピンナップがない…?
うーん、裏表紙やカバー折り返し、カバー裏にカバー下…こういうの電子版で省く理由がわからん。
電子版の出版部はセンス無いとしか言いようがない。 -
女子高生の探偵物語。通称『それ町』。
客観的に表現してしまうと、ギャグベースのミステリっぽい日常を描いてる、といえる。とはいえ、ただの女子高生の日常なので、何も起こらないのだが、歩鳥が何もないところに何かを作り出してて、少し読者の意表をつきたい何かを入れてある。そういう感じのマンガ。
主観的に表現すると、ずっと読んでると、『それ町』特有の空気感に入り込んでしまう。好きな人は居心地がよくて、ずっと読み続けたいと思いそう。俺はあまり合わなかったから、終わってもなんら残念ではないし、続いてても特に絶対買い続けたいと思うほどのよさは感じない。『それ町』好きにとっての『それ町』は、俺にとっての『パタリロ!』みたいなもんかな、感覚的には。
そこまで合わない感じであっても、『それ町』のちょっとした意外感は、日常にふと出会う良さであったり、気付きであったり、予想外の発想であったりに出会ったときの感覚に似てて、結構よかったと思う。真昼間にぼーっと歩いてて、なんとなく近くの公園に行ってみて、空を見たら白い雲がきれいだと感じるようなよさというか。毎日行ってるコンビニで、「いつもありがとうございます」と言われて、ふと顔を上げて店員の顔を見てしまうような感じというか。リネージュをやってて、いつもの狩場から帰って戦利品を眺めているときに、初めて見るレアアイテムにめぐりあったときの感じというか。。
最終話は、まさにそんな感じでよかった。めちゃくちゃ『それ町』らしいエンディングだった。いままで歩鳥に対して子供のように妹のように接してきた静にとって、まさに子供が大人になって自分の前に現われたような、妹が成長して姉と同じ目線になったような、そんな感覚だったろう。