マルドゥック・ヴェロシティ3 新装版 [Kindle]

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著者 : 冲方丁
  • 早川書房 (2012年8月23日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (227ページ)

マルドゥック・ヴェロシティ3 新装版の感想・レビュー・書評

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  • 前作スクランブルで最強の敵だったボイルドの過去編。ボイルド以外にもウフコックをはじめとする09オリジナルメンバーと機械化変態兵士・拷問軍団カトルカールの壮絶異能力バトル、ラスボスはややあっさり終わったけど変態軍団が変態過ぎて楽しかった。ボイルドが段々壊れていく辺りも素晴らしく、ウフコックを濫用して関係者を殺戮しまくるラストはなかなかぐっとくる。誤爆も仕組まれたものだったとか話がややこしくて最後辛かったけど、ヴェロシティを踏まえて再度スクランブルが読みたいなー、読もうかなー。あんま覚えてないけど、ちらちらスクランブルに繋がる話も出てたしなー。

    そして相変わらず後書きが熱かった。本作執筆中は全ての人に悪態をつきながら失踪、最後は新幹線のトイレにこもってラストを書き上げ、直後に吐いたってさ。筆者は最近DVだかなんだかでニュースになっていたけど、この熱をどうか執筆にのみ向けて今後も名作を紡いでいって欲しいと願う。

  • 物語がスクランブルへ加速していくにつれ,死にゆく09の仲間たちへの淋しさが募っていく.それは読む前から分かっていたことだけど,一人また一人と消えていく過程を追うのは追うのは胸の痛む思いがする.

    ボイルドは,09法のため,ひいてはウフコックのために尽くした.この物語のなかには,ボイルドがウフコックの味方で在り続けたという救いがあった.
    「虚無と良心の訣別の物語」
    これは,ボイルドという虚無と,ウフコックという良心の関係を物語っていたのかと思い知らされる.

    本書を読んで,スクランブルの印象が大きく変わる.同時に,ボイルドがバロットへ託した言葉の重みが増す.
    良心は,より良い使い手に託されたのだという思いが,スクランブル・ヴェロシティを読み通しての救いであり,ボイルドの本懐なのかもしれない.

  • そう言うことかぁ、と感じつつスクランブルを読み返す3回目…

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