フリーランチの時代 [Kindle]

著者 :
  • 早川書房
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感想 : 10
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感想・レビュー・書評

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  • 読みやすいものもそうでないものもあった

  • 不死をテーマにした短編4作と、太平洋の未開部族が未来からきたエイリアンに侵食される「アルワラの潮の音」の計5篇の短編集。

    不死をテーマにした4作は、短編なのでやや物足りない所もあるけど、テーマ選びやキャラクターがそれぞれに凝っていて、飽きずに読める。

    「アルワラの潮の音」は、『時砂の王』のスピンオフらしいが、そっちを読んでいないので、あまり乗れなかった。本書の中では明らかに浮いている。『時砂の王』はこれから読むつもりなので、読んだら印象が変わるかも。

  • 初の小川一水さん。
    SFが読みたくてこちらをチョイス……するも、ラスト「アルワナの潮の音」が冒頭で入り込めずに途中で放置……していたのをようやく読み終えた。

    てか、「アルワナの潮の音」めちゃくちゃSFやった(笑)前半、カタカナ用語が多くファンタジー調でダレるけど、アレクサンダーが出てきたあたりから怒涛の展開。これ、映像で見たいな。

    あとは、「千歳の坂も」が好き。表題作は個人的にイマイチかな。ライトすぎて。

著者プロフィール

’75年岐阜県生まれ。’96年、河出智紀名義『まずは一報ポプラパレスより』でデビュー。’04年『第六大陸』で、’14年『コロロギ岳から木星トロヤへ』で星雲賞日本長編部門、’06年「漂った男」で、’11年「アリスマ王の愛した魔物」で星雲賞日本短編部門、’20年『天冥の標』で日本SF大賞を受賞。最新作は『ツインスター・サイクロン・ランナウェイ2』。

「2022年 『ifの世界線  改変歴史SFアンソロジー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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