グラン・ヴァカンス 廃園の天使Ⅰ [Kindle]

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著者 : 飛浩隆
  • 早川書房 (2013年6月15日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (151ページ)

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グラン・ヴァカンス 廃園の天使Ⅰの感想・レビュー・書評

  • 打ち捨てられた仮想空間「数値海岸(コスタ・デル・ヌメロ)」でに永遠の夏を繰り返すAI達を描いた、〈廃園の天使〉シリーズの1作目。
    平和に暮らしていたAI達の生活が激変した一日の話。しかし、作中で語られる舞台にばら撒かれた謎の数々は回収されることなく、その数を増やしながら終盤へ向かう。一応、物語終盤で以降のシリーズで語られるであろう道筋は示されるが、それ以外の謎も今後のストーリーにどのような影響を与えるのか非常に気になる内容だった。
    物語の主題は「(AIの)記憶とは何か?」「自己とは何か」といったものだと思われる。
    牧歌的な導入から始まるが、中盤以降はなかなかのエログロ展開なので、苦手な人は辛いかもしれない。
    〈廃園の天使〉シリーズは長編3作と関連中短編で構成される構想らしいが、このレビューを書いている時点でまだ本作「グラン・ヴァカンス」と中短編集「ラギッド・ガール」しか単行本として出版されていないので、完結するのはいつになることやら。

  • 壮大なるプロローグ。
    世界の終わりへ向けての、あるいは、新しい世界への?
    いずれにしろ、そこには、とてつもなく残酷な運命が待っていたのでした。

    いろいろな方が、名作と書かれているとおり、大変読み応えがある内容だったと感じました。
    あまりにも救いのないカタストロフを描いているのですが、
    残酷で美しく、目の離せないお話でした。
    そして、この物語の背後にはもっと大きな物語が動いていて
    それは二作目以降で明らかにされるのかなぁと。
    なので、壮大なるプロローグと。

  • AIと仮想世界というSFの設定を使ったファンタジー小説という印象。
    個人的に、AIの思考回路に関する理論的な記述が少なかったことが残念だが、そこらへんは次作ラキッドガールで補ってくれるようなので期待したい。

  • 年経た作家の書く落ち着いたSFもまた良い。
    美しく残酷な世界。輝く海の浅瀬のような。
    久々の傑作。

  • また傑作と呼べるSFと出会ってしまった。
    繊細なガラス細工のような手触りの話。
    小説だけど映像美に溢れる作品だった。
    仮想空間のロールAIが主人公なのが斬新。

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