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- Amazon.co.jp ・電子書籍 (441ページ)
感想・レビュー・書評
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イメージをどんどん膨らませる著者独特の言葉の選び方は本書でも遺憾なく発揮されている。センス・オブ・ワンダーの塊のような作品。
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マトリックスな世界を描いた作品。短編集で、それぞれの世界は共通の背景を持つ。とても興味深いAIへのアプローチが印象的。上手く言えないけど、新しいアプローチだと思った。ピカソの抽象画みたいな。
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飛浩隆が好きです。
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ラギッド・ガール 廃園の天使?
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前作「グラン・ヴァカンス」は仮想リゾートとそこで暮らすAIたちが主人公だったけど、今回はその世界の外側にある現実が舞台の短編集。
色々な謎が解けて「廃園の天使」ワールドの密度がますます上がる。
詩的な風景描写、抑制された感情、SFらしい理知的なストーリー。
その合間に挟まれる、目を背けずに見つめていたくなるような残酷なシーン。
飛浩隆の本のバランスは癖になる。