ラギッド・ガール 廃園の天使Ⅱ [Kindle]

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著者 : 飛浩隆
  • 早川書房 (2010年2月9日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (148ページ)

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ラギッド・ガール 廃園の天使Ⅱの感想・レビュー・書評

  • 廃園の天使シリーズの2作目。
    グラン・ヴァカンスの舞台であった”夏の区界”以外の”数値海岸”内の区界におけるエピソードや、数値海岸の外である現実世界でのエピソードが語られている。
    どのようにして数値海岸が出来上がったのか、なぜ夏の区界のAIの深層心理には苦痛が刻まれていたのか等のバックグラウンドが語られる。
    また、グラン・ヴァカンスでは完全に悪役として描かれたランゴーニの誕生秘話的なエピソードも描かれている。数値海岸というシステムを使えば、どんな設定の世界でも描写することが可能で、無限にお話を作っていけるのではないかと思うくらいに各区界はそれぞれに個性的で魅力的に感じられた。
    各区界それぞれで全く違う物語を描ける飛浩隆の筆力は圧倒的だと感心した。

    できることなら、もう少しシリーズの刊行スピードが早ければ良いんだが…

  • 短編集です。
    前作の続き……というか、時間軸的には続きではないのですが、
    「夏の区界」以外の仮想空間のお話や、現実世界のお話が語られて、
    「数値海岸」がどうして出来たのかとか、「大途絶」とはなんだったのか、などなど、
    前作で謎として提示されていたものが、解明したりします。
    「ランゴーニ」の正体(?)とかね。
    でも、まだまだ謎はすべて解かれていないので、
    次作が待ち遠しい限りです。はい。

    前作同様に、作者の美学というか美意識的なものが如何なく発揮されておりました。
    グロいんだけど、なんか目が離せなくなる……という。
    他の作品も読んでみたいです。

  • 前作「グラン・ヴァカンス」は仮想リゾートとそこで暮らすAIたちが主人公だったけど、今回はその世界の外側にある現実が舞台の短編集。
    色々な謎が解けて「廃園の天使」ワールドの密度がますます上がる。

    詩的な風景描写、抑制された感情、SFらしい理知的なストーリー。
    その合間に挟まれる、目を背けずに見つめていたくなるような残酷なシーン。
    飛浩隆の本のバランスは癖になる。

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