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- / ISBN・EAN: 4547462087355
感想・レビュー・書評
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近未来ディストピアSFかと思っていたら、ちょいちょい日本要素を混ぜてきてカオスでした。
人体破壊が容赦ないです、基本的に爆散。マックスも魔改造だし。
突っ込みどころだらけですが嫌いじゃない…けどそこまでハマることもなく。
富裕層が暮らすコロニーのエリジウムも如何にもなリゾート地で落ち着かないです。医療ポッドの万能さに比べて、セキュリティがガバガバでびっくり。
防衛長官のデラコートさんが中途半端でした。あんなすぐやられちゃいけない。
マックスとばっちりで余命数日になって、医療ポッドにかける!とエリジウム行きをがんばるんだけど…切ない。彼の功績は偉大だし、無茶言うレジスタンス?の長の人も約束は守るちゃんとした人だったので地球も救われたよヒーロー…なんだけど。。ラスト生き返らないかなぁと少し思ったけどヒャッハーなハッピーエンドではないのもこの作品には合ってます。
マックスとクルーガーの対戦シーンで、梅っぽい木から桜吹雪が舞ってるという意味わからなさが最高でした。桜より遥かに花の色が濃い。建物内の高い通路みたいな所に何故梅っぽい木が??クルーガーの武器も日本刀みたいな長刀だし。
クルーガーが、エリジウムへ向かって宇宙空間飛んでる宇宙船を地上からロケット弾で撃ち落とすのも、何その武器!?ってなりました。
マックスの魔改造も日常生活で痛そうなんだけと気合で乗り切ったのかな。
ハマってない割には考えるところは多いのでなんだかんだ楽しんで観てたのかなぁ。。 -
マット・デイモン主演の未来のデストピアを解放するSF。
地球の荒廃を受けて一部の富裕層がスペースコロニーを作りユートピアを築いている。そんな構造を変革するための手段がシステムのリブートと新たなルールの書き換えでした…。
結局、ルール書き換えに成功しますが、システムに管理される人類は変わらず、システム書き換えがまたあればもとに戻るかもと思いつつエンディング。人類って成長しないのかもというメッセージ?
そういう訳で、私の中のデストピア妄想は解放されず終了(^^) -
「第九地区」の監督ニール・ブロムカンプ待望の新作‼︎ 前作の世界観が大変好きだったので今回も‼︎と思ったら相変わらずだ‼︎いいよー‼︎
近未来、地球は汚れて荒廃し、残って住んでいるのは貧乏人ばかり。金持ちはエリジウムなるサイド7的なのに移住してる。そこは、争いもなければ病気もない夢のような世界。地球で貧乏底辺生活をしていた主人公は色々あって病気で死にそうに。生き残るためにはエリジウムに行くしかない‼︎行くぞ‼︎でも金持ち連邦軍的なのが立ちはだかる‼︎どうなる‼︎みたいな話。
面白かった。やっぱり世界観がサイコー。よくあんなの作り物で雰囲気醸し出せるよなぁ。まぁホンモノ見たことねぇけど。
あとはマシン的なのがカッコいいね。これも相変わらず。エイリアン2の武器カッコいー‼︎みたいな感じ。
ただなんかストーリーは若干んー… 他は最高。なので残念です。 -
SF作品のジャンルの中では、比較的楽しめました。特に映像は良質な作品だったと思います。
私的に、SF映画で大事だと思うのは、
・映像の作り込みがしっかりされていて、美しく楽しい映像体験が待っていること
・理論的な骨格はある程度必要だがガチガチになりすぎる必要はなく、何よりも映画の提供時間の中で無理なく理解できる程度に難解すぎないこと
・近未来テクノロジーやAIの世界の中にも、人間味のあるドラマ性が展開されていること
・SFという仮想の世界であるがゆえに実現できる新しい描写や新鮮味があること
の4つを個人的に重視していまして、例えばインターステラーとかはこの4つ全部のクオリティが非常に高くてSFの最高傑作といっても良いと思います。一方で特に近年のSF作品は、二つ目のところが微妙なものが多くて、オブリビオンみたいに難解になりすぎている傾向があるように感じています。
本作は、映像世界も素晴らしくて、バックボーンもわかりやすく、人間ドラマもあって、SFならではの新鮮さも感じるので、SF作品として良質だと思います。
ただ、結末がなんとなく後味悪くて腑に落ちないのは、私だけでしょうか?もちろん、か弱くて未来のある子どもの命というのは本当に大事だと思うんですけど、なんかマックスの命よりも大事だ、みたいな感じに映りませんか?母親であるあの医者のためにマックスは余計に相当な危険を冒すことになったというか、言ってみれば全人類の生命の尊厳を背負ったマックスと、病魔に侵された一人の子供と、比べるのは良くありませんが、まずはマックスがミッションを果たすためにあの母親も協力して、その後平和が得られてから、娘を治せばよくないですか?マックスの命は5日間なわけですし。そもそも、力のある男はか弱い女子供のために身を挺するべきだみたいな、そういう保守的ジェンダー論みたいな描写のようにちょっと感じます。一番都合が良い結果が得られたのはあの医者だったなと。私は、非常にひどい扱いを受けていたマックスやその周りの良心ある仲間が救われてほしかったのに、なんかあのいち親子のためにあっさり犠牲になったように見えてしまいました。なので後味があまり良くなかったです。 -
舞台は2154年、富裕層は荒廃した地球を捨てて小綺麗なスペースコロニーに移住し、貧困層は地球という名のスラムで役人ロボットに管理され迫害されて生活している。
主人公のマックスが、とにかく可哀想。昔は悪さもしたけど今はちゃんと働いてたのに‥、クソ上司のクソ命令を聞いて工場で致死量の放射線を浴びて急に余命5日宣言からの解雇宣告された。
そんなクソ社会に復讐を。復讐を。
そのためには死にかけの体を動かすためのアーマーを付ける。手術ではなく「工事」で。ドリルですよ、電鋸ですよ、ヤバ。
移民問題とか、貧富の差とか、差別意識とか色々考えさせられそうで、どっちかってーと、ドキドキしながらあまり悩まずに見れる映画だった。
ラストの主人公の、あの場面、あの選択、いい。
ディエゴ・ルナの顔好き。まさかの髭おさげ、フリオ。メキシコの方なのね。めっちゃ気さくな良いやつなのにド中盤退場すんの、勿体無過ぎ。 -
さすがマット・デイモン 、SFということで、シーンの作り込みがスゴイ。こういう甘さを排した重厚なリアルさが彼には似合う。SFということで、いろんなガジェットも楽しい。巨大なスペースコロニーというのもいいですね。自然があってなんとも贅沢。将来は格差が拡がり、階級が出来ている。その階級打破というのがお馴染みのSFの設定。格差社会なんて民主主義の先にはない絵空事と思っていたが、案外リアルかもと思う。人工衛星の土地を買える人、買えない人でこんな世界ができてもおかしくないわけだ。コロニーに向かうまでの前半はなすおにハラハラさせられるが、コロニーに行ってからは内部クーデターと重なって派手な展開。その分荒唐無稽さが増してしまった感じだ。アイデアのあるアクションというのもあまりない。
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レンタルにて。『CYBERブルー』みたいな話。他にもいろんな作品からところどころ取ってきてパッチワークしたような感じだった。私はダメたったけど、楽しめる人はいるだろうなあということで星2つ。