ペインレス [DVD]

監督 : フアン・カルロス・メディナ 
出演 : アレックス・ブレンデミュール  トーマス・レマルキス  イレーネ・モンターラ 
  • 東宝
2.79
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感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988104083463

感想・レビュー・書評

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  • 過去に葬られた痛みを感じない子どもたちの悲劇と、現代に生きる青年の誕生の謎とを交錯させながら描くスペイン発のサイコスリラー。骨髄移植が必要となった主人公が自分が養子であると知ったことから、両親のことや過去の出来事に迫っていく。脚本は『REC/レック』シリーズに携わったルイス・ベルデホ。監督を、本作で長編デビューを飾るフアン・カルロス・メディナが手掛ける。痛覚のない子どもたちに降り掛かる、恐ろしくも悲しい運命に心を切り裂かれる。

    1931年のスペインで、痛みを感じない子どもたちが次々に誕生。子どもたちは暴力的で、自傷行為ばかりしていた。そして2000年。神経外科医のデヴィッド(アレックス・ブレンデミュール)は事故に遭い、婚約者を亡くしてしまう。追い打ちをかけるようにデヴィッドにリンパ腫が見つかり、骨髄移植が必要となる。その話を両親に話すと、デヴィッドが養子であることを告白され……。

  • 痛覚異常は先天性のものなんじゃないかな
    でも1930年台の欧州の片田舎だと悪魔の仕業で片付けられても仕方ないんだろうな…
    彼の生い立ちかな、見るのが辛い。キツいな…
    天才外科医として成長した彼に降りかかる事故と病魔。そこから過去との邂逅が始まる。

    生死を賭した問い掛けであろうと
    本当の過去と向き合う事が
    どれほど過酷な事であるか
    理解している父と母の心中を思うと
    生き残ることが全てとは言い切れない
    そんな並外れた過去とはどんなものなのか?
    戦時下のあの山の病院とは何だったのか?

    一世代ズレてるんだね…これは上手い!

    単に痛覚異常者の凶行という話じゃなくて大戦とその後の冷戦化における共産圏との暗闘まで…
    スゴい…
    自身のルーツを辿る道の果てに
    待っているのは一体何…

    これは素晴らしい作品です。
    相変わらず邦題が言葉足らずな上、
    この作品の一片しか見てないので損してます。

    これはおススメです。

  • なんでそうなった系少年の映画

  • 冒頭からペインレスの女の子のある行動が恐ろしい悲劇を呼んでしまい、これから子供達はどうなっていくのだろうと興味を引かれていった。しかし残念ながら後半はスペイン内戦に巻き込まれ、ベニグノがモンスターになっていく様子がメインになってしまうので、ペインレスという病気の設定がおざなりになってしまう。ラストはお互いが何者かを分かり合ったんだろうけど、どんな思いだったのかまではこちらには伝わらない。全体的に「そんなの無理でしょ!」みたいな展開が多く、ツッコミどころ満載だった気がします。どうせならペインレスの原因や行く末に焦点を絞って欲しかった。

  • つまんない映画

  • ◆命の重さを感じるビターテイストなホラー ◆








    ※以下、WOWOWの解説より引用させていただく。


    1931年、内戦時代のスペイン。なぜか痛覚を持たない子どもたちが次々と生まれ、暴力的で“痛み”を理解できない彼らを恐れた政府は、子どもたちを隔離施設に収容する。

    一方2000年の現在。深刻な悪性リンパ腫が見つかった医師ダビッドは、両親に骨髄移植への協力を求めるが、両親は実はダビッドが養子であり、自分たちでは移植に適合しないことを告げる。ダビッドは自らの生存のため、実の親を探し始めるのだが……。



    ☆.:*・’・*:.。☆。.:*・’・*:.。☆。.:*・’・*:.。☆。.:*・’・*☆.:*・’・☆



     スペイン内戦時代の1930年代と、2000年の現代、この2つの時代が交錯しながら展開していく。  
    いきなり腕を燃やし涼しい顔をそている少女が登場し度肝を抜かれる。  


     暴力的な無痛症の子供たちが隔離施設に送られ、そこで家畜のような扱いを受ける。 何とかして子供達を救えないのかとユダヤ人医師が施設に訪れ面倒を診始めるのだが… 
    施設長は頑として、子供達を人間として扱わない。 


     一方、自動車事故で妻を失ったダビッドには、彼女が身籠っていた未熟児の赤ちゃんが残された。   
    保育器の中で懸命に生きようとしているその小さな命を前にしても、どこか愛情を持てずにいる表情の彼。  

     自分が悪性リンパ腫になっており、肉親からの骨髄移植以外に助かる道は無いことを知り…。  
    そこから彼の視線は、過去へと向けられていく。   


     施設に在った無痛症の子供として最後まで生き伸びたベルカノ。 「痛み」という感覚を知らないことで、他人に対し容赦無く最悪の拷問を行なえる者として、「心」(情け)を持たない非道なマシンのように彼は闇の中で生き続けていた。   


     そんなベルカノがダビッドは、父であることに辿り着く***     


     どことなく『光る眼』、『パンズ・ラビリンス』、『わたしを離さないで』の香りが漂うような…    単なるダーク・ファンタジーでは終わらない、《命の重さ・尊さを感じさせてくれる》そんな作品だった。

  • とことん救いのない映画。特にラストの後が気になる…どうなったんだ!あの人!

  • PAINLESS

  • 時間無駄にした

  • ○日本語字幕
    ○日本語吹き替え
    *
    *
    *
    吹き替えあるのに見逃して字幕のみで観た。
    現在と過去が交互に展開する。
    過去の話は面白いけど、現在は退屈だった。
    繋がりが終盤まで見えないのも退屈を後押しした。
    結局彼が得たものは義理の両親の自殺と両親の自殺。
    生きたくて駆けずり回っていたのに目前で手に入らないという。
    それにしても隣のサイコパスな彼女は可愛かった!
    美形、美少女に相応しい。
    幼女時代も可愛い。
    色々無理があるよね。
    食糧問題とか排泄問題。
    太陽光だって必要だよ。
    残念だった。

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