感染遊戯 警部補 姫川玲子 (光文社文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 【2023年97冊目】
    再読です。バラバラに見えていた事件が、全て繋がっていて、まさに「感染」したかのように事件が勃発していき、最後は悲しい結末に結び付いたなぁ……という感じでした。今回姫川はほとんどでてきませんが、少しだけでも出てくるときは、癖がしっかり強いので、ニコニコしました(特に勝俣さんとのやり取り)官僚の方々はみんなこの作品読んだ方が良いと思います。

  • 良かった、勝俣、倉田、姫川のつながり。

  • ねじ曲がったオッサンの武勇伝。なかなか軽く読めて良かった。

  • まあまあ。よくあるあまり品のない刑事が出てくる

  • 官僚と元首相、首相の違いはあれど正に今の日本の世相を表している作品。暴力以外で問題提起が出来ない世の中が世知辛いです。

  •  姫川玲子に会いたくて読んでいるのに、ほとんど登場しない作品でした。あの性格の壊れた、彼女の天敵である、勝俣警部補の操作能力の高さを知らされてしまった。

  • スピンオフのヤツだった。
    過去の話が混ざっていてややこしい。

  • 2020/12/9 AmazonよりKindle冬のポイントセールにて660円(330pt)でDL購入。

  • ちょっと勝俣は好きじゃない。
    出来れば葉山は勝俣班には入ってほしくはない。
    官僚殺しは以前、話題になったので、よくここまで書けたものだと思った。

  • 姫川シリーズ。

    暴力団へ切り込んだ次は、官僚がターゲットです。
    でも、シリーズを追うごとに、
    どんどん救えない読後感に襲われます。
    悲しい弱者たちの叫びともいえる犯罪とは別で、
    社会悪というのは、最後まで断罪しつくすことは無理なのかもしれない…という、社会構成員として生きるなら
    ある程度の腐敗すらも受け入れる、あるいは実行する
    という両側面のどちらかを演じなければならないのか?
    という気持ちになります。救えないし、救われない。

    姫川シリーズは、スカッとした気分にならないけれど、
    でもどこかで誰かが悲しみや苦しみを分かっていてくれるんだ、という王道じゃない生き方にもちゃんと回答をくれている気がして好きだったんですけど、それが
    どんどんなくなっていくような…

    純粋に、ストーリー、アイデアとしては面白いので
    読んで損はありません。が…。
    シリーズのファンとしては少し納得がいかない展開に
    なってきました。

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著者プロフィール

誉田哲也
1969年東京都生まれ。2002年『妖の華』で第2回ムー伝奇ノベル大賞優秀賞受賞、03年『アクセス』で第4回ホラーサスペンス大賞特別賞受賞。主なシリーズとして、『ジウⅠ・Ⅱ・Ⅲ』に始まり『国境事変』『ハング』『歌舞伎町セブン』『歌舞伎町ダムド』『ノワール 硝子の太陽』と続く〈ジウ〉サーガ、『ストロベリーナイト』から『ルージュ 硝子の太陽』まで続く〈姫川玲子〉シリーズ、『武士道シックスティーン』などの〈武士道〉シリーズ、『ドルチェ』など〈魚住久江〉シリーズ等があり、映像化作品も多い。

「2023年 『ジウX』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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