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感想・レビュー・書評
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【2023年97冊目】
再読です。バラバラに見えていた事件が、全て繋がっていて、まさに「感染」したかのように事件が勃発していき、最後は悲しい結末に結び付いたなぁ……という感じでした。今回姫川はほとんどでてきませんが、少しだけでも出てくるときは、癖がしっかり強いので、ニコニコしました(特に勝俣さんとのやり取り)官僚の方々はみんなこの作品読んだ方が良いと思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
良かった、勝俣、倉田、姫川のつながり。
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ねじ曲がったオッサンの武勇伝。なかなか軽く読めて良かった。
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まあまあ。よくあるあまり品のない刑事が出てくる
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姫川玲子に会いたくて読んでいるのに、ほとんど登場しない作品でした。あの性格の壊れた、彼女の天敵である、勝俣警部補の操作能力の高さを知らされてしまった。
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スピンオフのヤツだった。
過去の話が混ざっていてややこしい。 -
姫川シリーズ。
暴力団へ切り込んだ次は、官僚がターゲットです。
でも、シリーズを追うごとに、
どんどん救えない読後感に襲われます。
悲しい弱者たちの叫びともいえる犯罪とは別で、
社会悪というのは、最後まで断罪しつくすことは無理なのかもしれない…という、社会構成員として生きるなら
ある程度の腐敗すらも受け入れる、あるいは実行する
という両側面のどちらかを演じなければならないのか?
という気持ちになります。救えないし、救われない。
姫川シリーズは、スカッとした気分にならないけれど、
でもどこかで誰かが悲しみや苦しみを分かっていてくれるんだ、という王道じゃない生き方にもちゃんと回答をくれている気がして好きだったんですけど、それが
どんどんなくなっていくような…
純粋に、ストーリー、アイデアとしては面白いので
読んで損はありません。が…。
シリーズのファンとしては少し納得がいかない展開に
なってきました。