NATIONAL GEOGRAPHIC (ナショナル ジオグラフィック) 日本版 2013年 12月号

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制作 : ナショナル ジオグラフィック 
  • 日経ナショナルジオグラフィック社 (2013年11月30日発売)
  • Amazon.co.jp ・雑誌 (148ページ)
  • / ISBN・EAN: 4910068471239

NATIONAL GEOGRAPHIC (ナショナル ジオグラフィック) 日本版 2013年 12月号の感想・レビュー・書評

  • 今回も興味深い記事が沢山でした!

    何と言っても「全長3万3000キロ 人類の旅路を歩く」。
    人類の拡散ルートをたどって、
    3万3000キロを7年かけて、「徒歩」で旅をするという無謀な試み。
    す、すごいですねこの人……ラクダもそりゃぐったりするでしょう。

    時には一日ヌードル1杯とビスケット少々という食事。
    水の事しか考えられなくなるほどの喉の渇き。
    行く先々で目にする、行き倒れた何十もの遺体。

    アフリカから始まり、南米チリで終わるとんでもない長旅。
    終着点では一体どんな思いを抱くのだろう。

  • 歩きまくった記事が一番興味深かったけど、
    たまげた記事は回転草!怖すぎる!

    レビュー書くの忘れてたけど、ようやく次から2014年だw

  • 全長3万3000キロ 人類の旅路を歩く

    ピュリツァー賞を受賞したジャーナリストが、人類の拡散ルートをたどる徒歩の旅に出た。アフリカから南米最南端まで、全長3万3000キロの道のりだ。

    文=ポール・サロペック/写真=ジョン・スタンマイヤー

     私は旅に出た。
     人類の拡散ルートをたどって、アフリカ大陸から南米大陸の最南端まで、全長3万3000キロを7年かけて踏破する旅の始まりだ。

     今から6万年前、あるいはもっと前に、人類誕生の地である東アフリカの大地溝帯を出て、初めて未知の世界に出合った人類の祖先たち。その数はせいぜい数百人だったとみられるが、彼らの遺産は計り知れないほど大きい。

     人間に特有と考えられている複雑な言語や抽象的な思考、芸術を生む衝動や技術革新を実現する創造性は、すべて彼ら人類の祖先から受け継いだものであり、世界中の多様な民族はすべて彼らの子孫である。
     にもかかわらず、彼らのことはほとんど知られていない。彼らがアフリカ大陸とアラビア半島を隔てるバブ・エル・マンデブ(嘆きの門)海峡を渡ってからわずか2500世代の間に、人類は地球上の最果ての地まで進出した。

     何万年も出遅れたが、私はこれから一歩一歩大地を踏みしめ、彼らの後を追う。

     考古学調査と、世界中の人々のDNAから推定された人類の拡散ルートを参考に、アフリカを北上し、中東へ向かう予定だ。そこからアジア大陸を横断し、中国を経てシベリアへ。その後、船でアラスカに渡り、米大陸の西海岸に沿って南下し、人類が最後に到達した南米大陸の最南端ティエラ・デル・フエゴを目指す。全長3万3000キロの道のりを踏破する旅だ。

    「アウト・オブ・エデン・ウォーク」と名づけたこのプロジェクトの目的はいくつもある。時速5キロという歩行速度で世界の地理を改めて体感すること、ペースを落とし、じっくり考え、書くこと。誰もがそうするように、行く手に何が待ち受けているかを確かめるために歩く。そして、祖先の旅を振り返り、記憶にとどめるために歩く。

     エチオピアの砂漠にかすかに続く道は、人類が残した最も古い痕跡かもしれない。今でも人々はこの道を歩いている。飢えた人、貧しい人、干ばつや戦火を逃れてさまよう男女。

     地球上では今、1日に10億人近い人々が移動している。人類がこれまで経験したことのない大移動の時代だ。ジブチの首都ジブチ市では、携帯電話を手にした出稼ぎ労働者たちが、ごみの散らばる夜の海岸に集まってくる。隣国ソマリアの基地局を経由して安く通話するためだ。会話からはオスロ、メルボルン、ミネソタといった地名が聞こえる。最初の冒険から6万年経った今でも、人々は外へ出た先達の導きや救いの手を求めているのだ。

    ※ナショナル ジオグラフィック12月号から一部抜粋したものです。
    編集者から

     人類が世界の各地へ拡散したルートをたどる旅と言えば、日本では、「Webナショジオ」でも連載していただいた関野吉晴さんの「グレートジャーニー」がよく知られています。南米からアフリカまで、人類の拡散ルートをさかのぼる旅ですね。
     今回、特集の筆者ポール・サロペックが挑んでいるのは、それとは逆で、アフリカから南米最南端をめざす徒歩の旅です。旅の始まりは「珍道中」の様相を呈していますが、実際、アフリカの酷暑の砂漠を歩いて横断するのはかなり大変だったようです。過酷な体験をしながらも、東アフリカの現実を鮮やかに描き出すその筆致は、さすがピュリツァー賞受賞者。7年がかりのこのプロジェクトでサロペックがどんなレポートを届けてくれるのか、今後も楽しみにしていてください!(編集T.F)

    復活するピューマ

    物陰に身を隠し、足音一つ立てずに獲物を狙うピューマ。絶滅の危機... 続きを読む

  • 初めての購読。これから毎月の楽しみの一つになった。

  • こういう写真いっぱいのやつ見てて楽しい。

  • 回転草(タンブルウィード)の記事が一番印象に残った。学名salsola tragus、オカヒジキ属の一種でハリヒジキとも呼ばれる。西部劇でもおなじみの風に飛ばされて転がってる枯草、とのことだが西部劇あんまり見たことないし、自分は昔読んだブラックジャックの中に出てきてたのを思い出した。「雑草界のチンギスハーン」のような存在とも形容されており、繁殖力、成長速度、大きさ、動き、いずれも相当に厄介。火も着きやすい。農作物はもちろん被害を受けるし、住宅を手放す人もいるとか。アメリカ西部の強風もあるんだろうけど、身近になくてよかった、と思ってしまった(アメリカの人ごめんなさい)。
    でもアメリカ原産ではなく、ウラル山脈の東に広がるユーラシア大陸の草原地帯に生えていたのが、他の植物を輸入する際種子が紛れ込んだのをきっかけに爆発的に増殖したものらしい。
    そのうち日本でも問題になる時が来るんだろうか。おそろしや。

    これで2013年のナショジオを全部読んだ。125周年でいろんな企画があって一年間非常に楽しめた。

  • 人類の旅路を歩く
     -文:ポール・サロペック(Paul Salopek)
     -写真:ジョン・スタンマイヤー(John Stanmeyer)
    この単語、いつから英語に?
    “呪われた”子どもを救え
    復活するピューマ
     -文:ダグラス・H・チャドウィック(Douglas H.Chadwick)
     -写真:スティーブ・ウィンター(Steve Winter)
    スキーの起源を訪ねて
     -文:マーク・ジェンキンス(Mark Jenkins)
     -写真:ヨナス・ベンディクセン(Jonas Bendiksen)
    レーザーで遺跡保存
     -文:ジョージ・ジョンソン(George Johnson)
    ちょっと意外な、セイウチ
     -文:ジェレミー・バーリン(Jeremy Berlin)
     -写真:ポール・ニックレン(Paul Nicklen)
    転がる雑草
     -文:ジョージ・ジョンソン(George Johnson)
     -写真:ダイアン・クッック(Diane Cook)・レン・ジェンシェル(Len Jenshel)

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