かなたの子 [Kindle]

著者 :
  • 文藝春秋
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感想・レビュー・書評

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  • 10年ぶりくらいの再読。たしか妊娠中に読んでたような気がするんだけど、今にして思えば胎教としてはミスチョイスすぎる(笑)
    地方の言い伝えや輪廻転生、こちらとあちらが今にもつながってしまうような恐ろしさの瞬間ばかりを集めた短編集。抽象的な設定や場面が多くて、そこまで世界には入り込めなかったかな。
    夕焼けの橙色がやけに心に残った。

  • 即身仏、産まれなかった子、他
    日常にまとわりつく闇や恐怖を描いた
    短編8作

    読んでいて背中がぞわぞわします

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著者プロフィール

1967年神奈川県生まれ。早稲田大学第一文学部文芸科卒業。90年『幸福な遊戯』で「海燕新人文学賞」を受賞し、デビュー。96年『まどろむ夜のUFO』で、「野間文芸新人賞」、2003年『空中庭園』で「婦人公論文芸賞」、05年『対岸の彼女』で「直木賞」、07年『八日目の蝉』で「中央公論文芸賞」、11年『ツリーハウス』で「伊藤整文学賞」、12年『かなたの子』で「泉鏡花文学賞」、『紙の月』で「柴田錬三郎賞」、14年『私のなかの彼女』で「河合隼雄物語賞」、21年『源氏物語』の完全新訳で「読売文学賞」を受賞する。他の著書に、『月と雷』『坂の途中の家』『銀の夜』『タラント』、エッセイ集『世界は終わりそうにない』『月夜の散歩』等がある。

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