「Chikirinの日記」の育て方 [Kindle]

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  • ちきりんブックス
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  • 知らない人はいないちきりんさんのブログを始めたきっかけ、これまでの歴史、そしてブログに対する姿勢が書かれた本。とても読みやすいです。

    ちきりんさんのブログに対する姿勢が分かるいくつかの点

    1.日記とは「今日こんなことを考えた」という思考の記録であって、「今日は何を食べた。今日はどこに行った。今日は誰と会った」という行動の記録ではない。思考プロセスを記録することで、あとから自分の思考を振り返ることもできるし、将来の思考につなげることもできる。
    2.ブログを書くときは「何を書くか」ではなく、「今日は何を伝えようか」が最初に決まる。
    3.滑らかに発音・発声できる文章を書く。書籍もブログも、最後に必ず音読し、スラスラ読めるよう”てにをは”を整える。
    4.出版数のノルマを充たすためだけの依頼は受けない。
    5.ちきりんさんにとって最も大事なものは、人生における自由な時間。やりたいことは山ほどあり、ブログは趣味のひとつにすぎない。有名になりたいわけでもお金を稼ぎたいわけでもなく、自由な時間を確保するために仕事まで辞めたのに、執筆や取材に追いまくられたくない。
    6.自分の考えたことを文章化すること、自分の思考を言語化し、構造化すること、そういう作業自体を楽しむ。

  • 内容的にはおもしろい部分はほぼない。

    chikirinの日記を書くために
    chikirinが何を気をつけて書いてきたか。その方針・考え方を紹介している。
    何を書いて、何を書かないかのルールなど。

    ただ、それが他の人の参考になるのかというとあまりならない気がした。

    規律を作ってそれを守っていくというのが大事、という考え方には同意。

著者プロフィール

ちきりん

関西出身。バブル最盛期に証券会社で働いた後、米国の大学院留学を経て外資系
企業に転職。2005年に書き始めた社会派ブログ「Chikirinの日記」は日本有数の人
気ブログとなり、ツイッターのフォロワーは30万人を数える。2011年からは独立
し、文筆活動に専念。デビュー作となった本書のほか、『自分のアタマで考えよ
う』(ダイヤモンド社)、『社会派ちきりんの世界を歩いて考えよう』(大和書房)、
『未来の働き方を考えよう』(文藝春秋)などの著作がある。

ブログ    https://chikirin.hatenablog.com/
ツイッター  https://twitter.com/InsideCHIKIRIN

「2013年 『ゆるく考えよう』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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