税務署は見ている。 (日経プレミアシリーズ) [Kindle]

著者 :
  • 日経BP
3.09
  • (0)
  • (3)
  • (6)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 34
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (162ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 普通のことが普通に書いてあった。

  • 元税務署員による本だが、節税のテクニックなどは一切書かれていない。きちんと対応しましょう、という話の繰り返し。しかし、署員時代の相談者への対応や、講演後に質問してくる聴衆への嫌悪感など、端々に傲慢さが見え隠れしており、公務員的な本ではある。
    税務調査に際してはいわゆる「おみやげ」をあえて作る意味は全くない。彼らも基本的には取りやすいところから取るので、叩いてもホコリ一つ出ないようなところは二度三度と行く気がしなくなる。そういう意味では「おみやげ」はかえって逆効果なんだとか。納得。

  • 高校卒業後に税務署に入り、20年あまり課税実務の現場で働いた税務職員が退職後に書いた税務署や調査官の実態、そして、正しい会計や税務処理の重要性を記した一冊。
    冒頭で書かれているように、節税指南の書ではないときっぱり宣言し、むしろ、適切な納税と公平な課税を繰り返し訴えているところが清々しい。それでいて、実体験に基づく様々なタイプの税理士や経営者、不正の事例、税務署職員の試験区分別種別など、一般には知られることの少ない現実がリアルに描かれていて、雑学的、興味本位的視点からも楽しめる内容になっている。
    女性税務職員のパイオニアとしての矜持も、あちこちに顔を出し、著者の人柄がしのばれる。

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

元国税調査官・税理士産業カウンセラー・健康経営アドバイザー 高卒女子初の国家公務員(税務職)として採用され、現場一筋26年、7つの税務署でのべ700件に及ぶ税務調査に従事。2008年、「誰もが活き活きと自分らしい人生を送れる社会を創造したい」という志のもとに退職。 現在は、「おかん税理士」として、法人会、納税協会、税理士会、商工会議所などで講演やセミナーを実施。また産業カウンセラーとしては、企業を対象に、個別カウンセリングほか研修なども実施、働きやすい会社の実現に尽力している。 日本芸術療法学会正会員。一般社団法人日本マインドヘルス協会代表理事。

「2023年 『税務署はやっぱり見ている。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

飯田真弓の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×