ウォーム・ボディーズ [DVD]

監督 : ジョナサン・レヴィン 
出演 : ニコラス・ホルト  テリーサ・パーマー  ジョン・マルコヴィッチ  ロブ・コードリー  デイヴ・フランコ 
  • KADOKAWA / 角川書店
3.67
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本棚登録 : 454
感想 : 83
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988126208967

感想・レビュー・書評

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  • 「ウォーム・ボディーズ」 2015
    主演: ニコラス・ホルト

    三度の飯よりゾンビが好きな妻
    大絶賛の special zombie movie!!

    8年前に世界は大きく変わった
    事件か!?事故か!?はたまた疫病か!?

    この世界には
    人間・ゾンビ・ガイコツの3つの種族が存在する。
    主人公は人間界の女性ジュリーとゾンビイケメンのR。

    二人は敵対する存在として相見える。
    しかし、ひょんなことからゾンビRは人間ジュリーの
    命を助けることに!?

    一目惚れで恋に落ちたゾンビR。
    その恋は成就するのか。二人の行方はやいかに!?

    私の妻はゾンビがとにもかくにも好きである。
    寝てもzombie。冷めてもzombie。
    そのくせにとっておきに怖いゾンビ映画を見たその夜は
    決まって夜中一人でトイレにもいけず
    私を叩き起こして用を足すという意味不明な
    zombieライフを送る。zombie女子。

    そんなzombie検定があればおそらく1級を軽々と取得
    できる妻が太鼓判を押す本作品。

    休みの夜が訪れる度に
    一緒に観てほしい映画があると言ってくる妻。
    その姿まさしく諦めず人肉を貪るzombieそのもの。

    そんなzombieに根負けして軽い気持ちで
    出会ったこの作品。

    さすがzombie1級!!と呻ることを我慢できなかった。
    「B級映画のアカデミー賞もの!!」いや
    「ゾンB級映画のアカデミー賞!!」である。

    zombieと相反するモノであるlove
    その二つが一つになった奇跡の作品。
    細かい設定なんて気にしてはいけません。
    ゾンB級映画はただその瞬間を楽しむものなのです!!

    zombieの身体は冷たいですが
    少し心が温かくなるそんな素敵な作品です。
    死人関係movieでの私の最高傑作は
    キョンシー系でしたが
    今夜25年ぶりに順位変動致しました。

    さらばキョンシー。
    ありがとうキョンシー。
    来来!キョンシーズ!!

  • ゾンビとニンゲンが敵対する近未来。ゾンビ男子R(ニコラス・ホルト)は、ある日、襲撃するはずのニンゲン女子ジュリー(テリーサ・パーマー)にひと目ぼれし、助けてしまう。
    最初は恐れをなし、徹底的に拒絶していたジュリーも、Rの不器用全開な純粋さや優しさに次第に心を開きはじめる。
    出会ってはいけなかった、けれど、うっかり出会ってしまった二人の恋…。
    世界が感染した世紀末ゾンビ・ラブコメ!
    全体的に草食系ゾンビ男子Rのナレーションで語られるので、ゾンビである自分に悩んだり、恋をしたいなとくよくよ悩んだりするのが青春映画のスタイルで描いているので、ゾンビ映画と青春映画をミックスした面白いスタイルなので、「フィフティフィフティ50/50」のジョナサン・レビンらしくて楽しめました。
    人間の脳みそを食べるとその人間の記憶が移る、主人公のゾンビが恋をすることによって周りのゾンビも心を取り戻していくという展開が、ユニークでした。

  • とっても良かったです。ゾンビ色した恋愛映画。
    普段殺伐としたゾンビドラマを観ているので、ハートウォーミングなゾンビ素敵でした。

    始まりから、自我があって思考してるゾンビにびっくりしましたが、どんどんRが好きになります。ゾンビもゾンビのこと嫌なのか。キモいのはダメ、キモいのはダメ…って自分に言い聞かせてるの面白かったです。Rの俳優さん、ゾンビの時点からイケメンって凄いな。
    Mもいい。看板の前のシーン良かったです。戻ってるゾンビがRだけじゃないって心強いなぁ。
    ジュリーも素敵でした。ロミオとジュリエットみたい…と思ってたら本当にそんなシーンがありまして。

    ガイコツになってる人はもう戻れないとして、ゾンビだった人たちは全員、人間社会に合流出来たのかな。優しい世界でした。

  • 視点をゾンビ側に置くっていうのが新鮮。
    ゾンビが人間の女の子に恋するって話。

    キモく思われないように頑張るゾンビ少年、
    拙い言葉でなんとか思いを伝えようとするゾンビ少年。

    のろまで青白い猫背のゾンビ少年Rの青春ラブストーリーは
    ラブコメっぽく笑いに満ちていながら奥手でピュアで
    純情な彼のひたむきさにだんだん切なくなってきて
    鼻の奥がツーン。

    ゾンビ少年のニコラス・ホルトがとても良かった。
    と思ったらこの彼アバウトアボーイの時の子役の子。
    頑張れ、頑張れってRとジュリーを応援してあげたくなるあったかい話だった。

  • レンタルで鑑賞。

    死者のゾンビが生者に戻る異色作。
    ゾンビ映画のお約束を踏まえながら、軽いタッチでゾンビと生者の恋愛を描く。

    死者として迷いのないガイコツたちと、主人公Rをはじめとする所謂ゾンビたち、そしてヒロインたち生者。
    この関係は、他者との交流を断ち、憎みさえしている人々と、他者と関わり合いたいけれど手段がわからず互いに孤独を抱えながら生きる人々、そして自身と共通点の多い他者とは良好なコミュニケーションをとれる人々として、三つの価値観の異なる集団とも受け取れる。
    脳を食すことによって、相手の記憶を得て、孤独と飢えを満たすというゾンビの行動は、まるで刹那の娯楽で寂しさを埋めているようにも捉えられる。
    が、生者にはその行動からしかゾンビの思いは測れず、ただ危害を与える存在でしかない。

    人が人らしく生きること。自分自身を見失った人々、自身の人生の意味を見失った人々、それがこの映画のゾンビたちなのだなと感じた。

    「何か望むから 心が傷つくんだ」
    「今のままで満足しろ 現実は変わらない」
    「心を閉ざせ」
    「苦しまなくて済む」
    そして彼女を忘れようと思いながら、今まで感じたことのなかった寒さを、雨にうたれたその身で知る。
    このくだりには共感できる。相互理解と距離感の難しさ。傷つくくらいなら関わり合いを持たなければ良いと言う考え。
    けれど、他者との関わり合いによって自身が傷つく以上の充足感が得られる事実。
    他者との価値観の違いを認識する大切さ。お互いに、お互いの異なる価値観を受け入れあった結果の価値観は妥協ではなく、異なる価値観が合わさってできた新しい価値観だと信じたい。

    現代人の個人主義的生き方と人間本来の社会的な生き方という側面を、ロミオとジュリエットの物語になぞらえながらゾンビと生者の恋愛模様を描き、ゾンビが生者に戻るくだりには、『人は変われるのだ』と勇気付けられる。

  • ゾンビになってしまった青年は恋した少女を守ろうと頑張る内に、言葉を取り戻していくが…

    しゃべれない不器用な彼がかわいい。

  • 「ゾンビと人間の恋」。このむちゃくちゃなテーマを映画として成立させるための力技の数々が素晴らしい。一人称でしゃべるゾンビ、だんだん人間化していくゾンビ、脳みそを食べて人間の記憶を共有するゾンビ。よく考えたものだなぁ(全然科学的説明はないんだけど)。

    これぞゾンビ映画のニューウェイブ。面白い!

  • 制作年:2013年
    監 督:ジョナサン・レヴィン
    主 演:ニコラス・ホルト、テリーサ・パーマー、ジョン・マルコヴィッチ、ロブ・コードリー
    時 間:98分
    音 声:英:ドルビーデジタル5.1ch、日:ドルビーデジタル5.1ch


    ゾンビと人間が敵対する近未来。
    食糧を求め、仲間と街にやってきたゾンビのRは、あろう事か、人間のジュリーに一目ぼれし、彼女を救出して自身の居住区へ連れ帰る。
    最初は恐れていたジュリーだったが、次第にRの純粋さや優しさに触れ、心を開き始める。
    ところが2人はやはりゾンビと人間。
    過酷な現実が彼らを待ち受けていた。

  • すごくチープな印象を受けたけど、顔面が強くて最後に全部飛んでった
    正直私なら彼氏イーターは好きになれない

  • ゾンビ映画も数が増えすぎて、ギャグからシリアスへ一周回って勢い余ってしまったような佳作が生まれるようになってきた。本作もゾンビ版「ロミオとジュリエット」をやっちゃおうという思いつきだけで撮られた感が否めない。結果、無理やりな設定や気持ち悪さの拭えないシーンも多く目についたが、なんとかエンディングまで鑑賞には耐えられる。それに貢献しているのが音楽。ちょっと懐かしいけどセンス良い選曲で、PVのようなシーンが連続する。ちょっとサントラが欲しくなったくらい。あとヒロインは脇役に甘んじていたアナリー・ティプトンの方に演じて欲しかった。☆4

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