上と外(下) (幻冬舎文庫) [Kindle]

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  • 幻冬舎
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感想・レビュー・書評

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  • 初日はなんとか石を隠して誤魔化すれん
    2日目にあっさり王を倒すも地震と火山噴火
    ちかこと合流するも再び逸れる
    れんは他の少年たちと救出される
    周子は奇跡的にけんとちづこに救出される
    ホテルで合流し帰国
    ニコが特別大使として日本を訪問

  • ジャングルに取り残された練と千華子は、不思議な遺跡を見つける。そして不思議な少年を見つけたが、彼らによって練と千華子は引き離されてしまった。王が徘徊する何層にもなった地下道で成人式をしなければいけないという。成人式に合格しなければ千華子が王に食べられてしまうという。絶対絶命に状況で練はどうするのか。

  • 2016/2/23 Amazonより幻冬舎電本フェスにて741円を422円でDL購入。
    2020/9/19〜9/27

     なかなか壮大な物語であった。タイトルの謎は最後に恩田さんの後書きがあったが、なぜそうしたか、は描かれていない(上と下に間違われる、という思い込みについて)。これまで読んできた恩田作品とはちょっと違った内容で面白かった。

  • 小学生と中学生が主人公の冒険ジュブナイルだが、大人も十分楽しめる内容。古いけれど、中学生ぐらいの頃に読んだハガードの「洞窟の女王」あたりを彷彿とさせる。最近(でもないか)ではインディジョーンズといったところだろうか。
    冒険譚としては特に目新しい内容ではないけれど、リアルかつ丁寧な描写で情景が思い浮かぶようだ。
    表題の意味は読めばわかるけれど、ちょっといけてないと思う。

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著者プロフィール

1964年宮城県生まれ。92年『六番目の小夜子』で、「日本ファンタジーノベル大賞」の最終候補作となり、デビュー。2005年『夜のピクニック』で「吉川英治文学新人賞」および「本屋大賞」、06年『ユージニア』で「日本推理作家協会賞」、07年『中庭の出来事』で「山本周五郎賞」、17年『蜜蜂と遠雷』で「直木賞」「本屋大賞」を受賞する。その他著書に、『ブラック・ベルベット』『なんとかしなくちゃ。青雲編』『鈍色幻視行』等がある。

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