不連続の世界 [Kindle]

  • 145人登録
  • 3.40評価
    • (1)
    • (18)
    • (18)
    • (2)
    • (1)
  • 16レビュー
著者 : 恩田陸
  • 幻冬舎 (2013年12月6日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (100ページ)

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
宮部 みゆき
有効な右矢印 無効な右矢印

不連続の世界の感想・レビュー・書評

  • 夜のピクニックで知られる恩田陸さんの小説。
    なんとなく安かったので読んでみた。
    あと不連続という非線形っぽい表現にも惹かれた。

    塚崎多聞という前の小説でも出てきた主人公がそれぞれ5編の中で描かれる。タイトルは不連続であり、内容もその通りなのだが、唯一の連続性が多聞なのである。
    下記の5つがタイトル

    木守り男
    悪魔を憐れむ歌
    幻影キネマ
    砂丘ピクニック
    夜明けのガスパール

    個人的にはそれぞれそれなりに楽しかった。
    が、最後の夜明けのガスパールが一番よかったかな。
    まあ、気になったら手に取っても良さそうな小説であった。

  • んん?最後まで読めなかった…

  • まるほど、懐かしさというのはほとんど恐怖とイコールなんだな。

  • 3章まで。。ファンタジー系は飽きが早い。。

  • やさしいホラー短編集。
    ラストの話の夜明けのガスパールは、
    ここまで読んできて自分は主人公多聞のことを、全く分かってなかったと驚いた。
    そりゃそうだけどね。

  • 恩田陸久々に読もうってことだけで購入。

    まぁ主人公が好きなので、読み進められた感じかな。

  • どうして世界は、どこも趣味の悪いものが趣味のよいものを駆逐していくのだろう。

  • まあまあ。でも、
    「友人は言った。『俺さ、おまえの奥さん、もうこの世にいないと思う。おまえが殺したから』」
    ってAmazonの紹介はサギに近いと思うぞ。。。

  • 『月の裏側』に登場していた塚崎多聞を主人公にした短編集。
    ホラーでありミステリであるというか、ちょっと不思議でゾクッとする話に答えがきちんと提示されている…といった感じで『月の裏側』よりスッキリと楽しく読みました。
    現実を外側から眺めているような、ある意味人間くさくない主人公のキャラクターが物語を際立たせて怖くもなるしホッともする。
    そういう意味では最後のひとつはちょっとスタイルが変わってあれっ?と思いましたが、これに違和感を感じるのか好感を持つのかは本当に好みの問題。
    『象と耳鳴り』もそうですが、この人の短編集はまた読み返したくなる魅力があります。

  • Kindleホームのオススメに登場した恩田陸作品をなんとなく購入。
    他人に警戒心を全く与えない音楽プロデューサー、塚崎多聞を語り部とした
    トラベルミステリーといった風情の連作短編集。

    ミステリーでもあり、ホラーでもあるのだが、風情という言葉が妙にしっくり
    来る。話の展開はスローで、フワッとした感覚が全編に漂う。印象は実に清涼
    なのだが、各章の骨太なラストは後から思い直すとジワジワした恐怖を感じる。
    おかげで読後に感想を整理している今、背筋にイヤな感覚が何度も走ってるの
    だから、実はかなり凄いホラーなのかもしれない。

    特に、「悪魔を憐れむ歌」の不思議さと、後から来る恐怖はかなりのモノ。
    こういう感覚、僕の読んだ恩田陸作品ではこれまで無かった気がする。

    変わったテイストのホラーを探している愛好家は是非。
    この作品、セールになる日もあるらしいので、その時を狙ってKIndleストアで
    どうぞ!200円弱で読める清涼系ミステリーホラーはかなりお得!

  • Kindleデビューに伴い、ちょうどキャンペーン中だった本書を購入。
    小学生から好きだった恩田陸の文章に久しぶりに触れて、まず、物語を彩る登場人物たちの相変わらずの魅力を感じた。
    エリートの大和撫子等、ある種マンガ的な華やかなバックボーンを持つ者たちが、少し仄暗い印象のある世界観にホッとする時間をくれている。
    また主人公の多聞の目を通して見ると、少し背筋が冷たくなるような事件たちも、「だからなんだっていうの、問題ないよ」というような雰囲気のエンディングに帰結する。
    どの章も中盤までは、地上波放送で見る映画に、コマーシャルまでトイレを我慢しながらでも観るようなスピード感があるのに、最後になると「明日も早いから、そろそろお風呂入ろっと」とでも言わんばかりのまとめ方で怖さ不気味さを排除してくれ、単なるホラーではないことを教えてくれた。

  • 初めて読んだ恩田陸さんの本。
    5編の短編集。ミステリー・ホラーにジャンル分けされると思う。

    最初の「木守り男」読み終えた時、あまりにも登場人物にリアリティーがなく、止めようと思ったが、2編以降から面白くなった。

    ただ、メチャクチャ面白いかというと、そうでもない。また、ミステリーとしても読後の納得感はなく、ミステリーの醍醐味は感じられない。しかし、けっして退屈な小説ではない。特に、尾道の映画撮影にまつわる怪異譚や鳥取砂丘の人間蒸発、さぬきうどんを食べに夜行列車の旅の雰囲気は、心地よいと思った。

    要はとらえどころのない小説と言えるかもしれない。で、お暇ならの★3つ。

  • 2015/2/14 Amazon月替わりセールでDL購入。
    ¥617を¥199で。

  • 塚崎多聞。彼が行くところには、何かしら不思議な謎が現れる。聞いた人に死が訪れる歌、消える砂丘…。そして彼自身も、いつの間にか謎の中にいた。
    -----
    読みながら、途中でどうやら一度読んでいたらしいと悟った。久しぶりに小説が読みたかったので、ついついぽちっと。

    多聞さんは面白いキャラクターだし、日本各地の風景を描写しながら進む物語は好きだ。しかし短編なのに毎回ぞっとさせられるのが恐ろしい。ノスタルジーというのが恩田陸の特徴だ、と誰かの批評にあったけれど、たしかに。ノスタルジーはだいたい良いイメージの言葉として使われるけれど、昔の記憶を思い出すこと、というのは時として本当に怖いことなんだなぁ。

  • 量子力学においては、思考がが現実を産み出しているというのが定説だそうだが、本書はそれを逆手にとったかのような世界を描き出している。思考が作り上げた現実ようなそうでない世界。いってしまえば虚構に過ぎないのだけれど、それがいかにも現実と混同してしまうのが自然であるかのような世界だ。とても複雑だけれども、筆力なのか、ごく自然に読ませてしまうtころが凄い。

  • 怖いが、ハッピーエンドで幕。

全16件中 1 - 16件を表示

外部サイトの商品情報・レビュー

不連続の世界を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

不連続の世界を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

不連続の世界の単行本

ツイートする