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感想・レビュー・書評
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生徒会選挙に向かう過程ですれ違い
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シリーズ9冊目▲後味の悪さを残した修学旅行を終え、新たな依頼は生徒会長選挙に関わるもの。互いのやり方を認められず、それぞれのやり方で依頼に対する▼前巻で「危険物」認定した「いろは」が登場、遅れてきたメインヒロインなのか?可愛くない小町、劣化陽乃…とは怪しい。この作品の本質が『妹もの』ではないかと疑っていた所にこの展開⁉影響力の大きさはさすがの葉山くん、ここで結衣の実力も顕在化。トップ層は凄いね。結果は予想通りだが、現状維持を目的に据えると微妙だということを見てきているのに繰り返すのが人の性か(2013年)
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blog(2014-04-09)から転記
修学旅行後の時間軸の長編。
今度は生徒会長選挙を舞台に奉仕部3人のすれ違いが描かれてます。
何というか読後にすっきりしないというか、相手を理解していたつもりが理解できていなかったというスレ違いが胸に痛いです。展開はラノベなんだけど、そのへんが妙にリアルで困る。
八幡と葉山のダブルデート(誤表記ではないが字面に問題あり)なんかは普通にラブコメ展開なのにあんな結末になるし、ラブコメと言うより青春グラフィティ推しなんでしょうか。
そんな中で小町ちゃんが一服の清涼剤。
もう一人の癒し系ガハマさんは今回当事者になっちゃってるので、見ててもいまいちホッとできる部分がなかった感じ。
戸塚も癒し系ではあるんだけど、今回出番があんまりなかったなー。 -
まさにバッドエンド、いやマジにどうすんだよコレ。
めぐり先輩が思い描いたもしかしたらあったかもしれない未来の風景に思わず泣きそうになっちゃったい。 -
基本的に「問題が起こる」→「比企谷がゲスい斜め上な方法で解決」の繰り返し。
反復された解決事態が物語の骨子で、人間関係に影響していく。
おそらくここから大きく物語が動いていくのだろう、どういった答えを見せてくれるのか期待。 -
一色の生徒会長選挙にまつわるお話。
今までなく釈然としない気持ちのまま読了。
これまでのように、雪ノ下は雪ノ下のやりかたで、比企谷は比企谷のやりかたで物事の解決にあたるのだが、痛いくらいのすれ違いっぷりがね、もうね。
小町の「大事なところはすっ飛ばしちゃう」の一言が心に残る。