わかったつもり~読解力がつかない本当の原因~ (光文社新書) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 自分が何を分かっていないのかを分かるというのが難しい。だから人は容易に誤読する。だからと言ってタイトルだけでコメントするのは許さないが。

    結局のところ、この手の問題を解決するには要約を書いてみるのが一番なのだろう。だから俺は読み終えた後にレビューを書いている。

  • 確かに、読んでわかったつもりでも改めて確認すると曖昧なままだったりミスリードしている部分があることに気づけた。わかったつもりの要因を解説しているが、対策は書かれていない。

  • 冗長でおもんないから中断

  • 読み進められない本でした。
    わかったつもりにもなれなかった。

  • 同じ内容の繰り返し、妙な言い回しで読みづらい。言いたいことは分かるが、もっと文章が少なくて良いと思う。

  • 読解力がつかない原因が「わかったつもり」にある事は理解出来た。具体的な例として途中で出てくる例文の内容に興味がなさすぎて途中を飛ばした。

  • 本書の冒頭でPISA型の読解力低下を問題にしているが、本書で語られる読解力は、PISA型の読解力とは全く別物である。

    本書では、テクストをより「よくわかる」ためには、多様な文脈をテクストに適用して新しい意味を引き出し、整合性の取れている範囲で多様な解釈をすべきとしている。つまり単一のテクストに対して、多様で詳細な解釈ができることを読解力と言っているのである。このスキルって、文学研究者と法律家以外に必要?

    PISA型の読解力=現代社会が要請するような読解力、すなわち本書の読者が本当に必要と感じているスキルを求めるなら、"PISA"、"読解力"をキーにググった方が、よりその要求に近い回答が得られる。具体的には、クリティカル・リーディングだったり、パラグラフ・ライティングだったりのスキルのことで、それらのスキルを伸張することが、PISA型の読解力を向上させる手段なのではないかと考える。

    全体的には、ずっと上記のような違和感を感じながら読んでいたのだが、一番最後の国語の試験問題に対する提言だけは、すごく良かった。受験生の時に、こんな風に考えられたら、「設問がおかしいだろ!」とストレスが溜まらなかったのにと。

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