未来福音:だいたい小説版のとおり。今更の話だが、菌糸類の文章は「時が止まっている世界でのDIOと承太郎の会話」の如く、時間性を感じさせないところに良さがあるのであって、そもそも映像化・音声化すること自体がマッチしていないように感じられる。(ただそれをケチつけてもしょうがないってのは自分でもわかる。)小説では爆弾魔の少年の一人称が「私」であることから、「もしかして叙述トリックで実は瀬尾ちゃんが犯人?」と深読みさせる仕掛けもあったように感じたが、声優が性別からして異なるので、無論ミスリードの余地はなし。良いとも悪いとも言えん。
extra chorus:ふじのんが半端者の小娘に「おんどれは極道にはなれんのう」と心得不覚悟を諭す物語。コクトーが猫かますと化している。