桜の森の満開の下 (講談社文芸文庫) [Kindle]

著者 :
  • 講談社
3.60
  • (1)
  • (2)
  • (1)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 35
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (376ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 読む前からあらすじは知っていたので分類としては説話だと思っていたが、いざ読んでみると説話のようなホラーのような…分類が難しい。
    説話のように教訓が明示されているわけではなく、大人にとってはホラーと呼ぶほど怖くはない。情感たっぷりで読み聞かせれば、子供は泣くかもしれない。そんな雰囲気の話。

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

(さかぐち・あんご)1906~1955
新潟県生まれ。東洋大学印度倫理学科卒。1931年、同人誌「言葉」に発表した「風博士」が牧野信一に絶賛され注目を集める。太平洋戦争中は執筆量が減るが、1946年に戦後の世相をシニカルに分析した評論「堕落論」と創作「白痴」を発表、“無頼派作家”として一躍時代の寵児となる。純文学だけでなく『不連続殺人事件』や『明治開化安吾捕物帖』などのミステリーも執筆。信長を近代合理主義者とする嚆矢となった『信長』、伝奇小説としても秀逸な「桜の森の満開の下」、「夜長姫と耳男」など時代・歴史小説の名作も少なくない。

「2022年 『小説集 徳川家康』 で使われていた紹介文から引用しています。」

坂口安吾の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×