- Amazon.co.jp ・電子書籍 (196ページ)
感想・レビュー・書評
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«頭では わかっているのに
動けないのは何でだ
「勝つ理由が無い」とかいいながら
負けると苦しいのは何故だ
中途半端だ
僕は»
松永さんと安井さんとの対局、それぞれ「”負けたくない”と勝負を続ける姿」と「勝負を途中で投げた棋士」の姿が対照的でした。
ラストの零の叫び。どうしようもなく商議ばっかりなんだな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2023.06.ピッコマ
再読
前に読んだ時は、香子は嫌いだったのに、
今回はそうは思はないのはなぜかな
amzonの本の紹介
「勝つ理由が無い」といいながら、負けると苦しいのは何故だ。将棋に対して中途半端な自分に悩む零。そんな零の前に、義姉・香子が現れる…。少しずつ、零の過去が明かされる第2巻。 -
対戦相手の人生を左右する重みを背負わされる苦しみ
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停滞という表現が正しいかはわからないけれど、将棋の国で生きていくのは大の大人でも大変で、そんな中でしぶとくあがいてはいても、砂のようにこぼれ落ちていく何かがあって、零はその何かを持て余している。将棋だけが強ければ生きていけるのかもしれないけれど、指すのは人で、9×9マスの盤上は人生の縮図とまではいかなくても、性格や勉強の度合いというのが投げ出される場所で。だから、零自信の強さが試される場でもあって。なんかんだと将棋にしがみつくしかないと思い込んでる零の頑なさに胸がキュッとなる。
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今、将棋の世界のビックネームといえば、
真っ先に名前が挙がるのは藤井聡太さんだろう。
10代で史上最年少の4冠。
次々と最年少記録を塗り替える。
表舞台に昇る者があれば、
表舞台から去る者もいる。
1993年度から名人9期を含み、
29期連続でA級に在籍し続けた羽生善治さん。
初めてその座から陥落した。
A級は将棋の世界の最高峰リーグ。
羽生さんは依然トップ棋士ではあるものの、
最前線から一歩後退したこととなる。
将棋の世界は勝負の世界。
毎週誰かしらと対戦があり、
対戦がない日は次の対戦相手の研究、
自己研磨の毎日が続く。
一歩たりとも立ち止まることは許されない。
棋士とて人間。
将棋以外の時間、生活もある。
その中には棋士生活を妨げる出来事も、
将棋に向かうモチベーションを失わせる
厄介事も襲い掛かる。
対戦相手も同じだ。
勝利への意欲に満ち、
工夫を凝らし全力で立ち向かってくる相手は、
難敵だけれど刺激を与えてくれる。
一方でモチベーションを失い、
やさぐれる者もいる。
棋士はそうした様々なものを背負い、
盤を挟んで自分や相手と向き合う。 -
アニメを見たときにも零が、カクヤスのある交差点から将棋会館を横切って、反対側の公園で叫ぶシーンで泣きそうになった。あの公園もいまでは五輪の体育館のために無くなってしまったなぁ。
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タダだったから読んでみた( ´ ▽ ` )ノ
複雑で微妙な人間関係( ´ ▽ ` )ノ
勝つも地獄、負けるも地獄……勝負ごとの厄介な宿命(>_<)
助け合いつつも競い合わねば成り立たないのが人間関係、人間社会(>_<)
誠実なストーリー展開にほっこりしたアートスタイル、軽妙なギャグセンスも相まって、作品世界に全身全霊で没入( ´ ▽ ` )ノ
作者の真摯さが全ページから伝わってくるから、この作品にはこっちも真剣に向き合わなければならないって気持ちになっちゃうね( ´ ▽ ` )ノ
しかしまさか、矢崎先生のコラムでタイトルが回収されるとは思わなかった(゚д゚)!
(以下続刊)
2020/05/04
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