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- / ISBN・EAN: 4988003823351
感想・レビュー・書評
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内容としては、とてつもなく重く、暗い話。
女からみて辛いけれど、男性からみても、おそらく辛いと感じるのではないだろうか。だからこそ、男女どちらもみてみる価値はあるんじゃないだろうか、と思う。
映画自体の結論は出てないし、誰も救われていない。けれど、ハッピーエンドかバッドエンドというどちらかで終わらせる必要はないと思う。実際にみて、考えることこそが本質ではないだろうか。
話の内容は人の心を沈ませるようなものであったけれど、風景が大変あざやかであったため、その2つの対照的なものがどちらも際立たせていた。そして、話の内容の重さを増したり軽くもしていたのではないかと感じた。 -
真木よう子の妖艶っぷり・・・!
なかなか感情移入のムツカシイ映画。
重い。ずっしりのしかかる。
そして思う。
幸せになったらええやん、と。
まあそうなることへの恐怖と
それを許してはいけないという気持ちが
あるんだろうけども。 -
ダメだ、あまり共感できなかった。感想もすごい書きづらい。
一緒に不幸になるってところが印象的だけど、どうも理解できず。 -
レイプ被害者が加害者が幸せになるのは許せないと同棲し、セックスまでするというのは、あり得るのでしょうか?挙句に、通じ合えるようになると、幸せになりそうだからと、去って行くのは虚構ですね。そんな脚本ですが、そんなこともあるかもと思わせる真木よう子の演技は見応えありました。
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うーん、そうか。結局逆説的だけれど当事者同士しかわかりあえないし、わかりあうこともきっといやだろうし。二人で幸せになることなんてありえないことなんだろうし。レイプの描写を最小限に抑えたのがよかったな。あの最小限ですごく多くのことが伝わってきた。
そして最後の記者の究極の質問。二人はきっとそういう問いを問われずとも心のどこかで考え続けて生きていくことになるんだろうなあ。