- Amazon.co.jp ・電子書籍 (388ページ)
感想・レビュー・書評
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困った状況が訪れたときに、何をやっても自分の行動が無益であることを学習すると行動する気力を無くしてしまう。
それは、なぜ起こった結果の解釈を自分自身にどう説明しているかに依る。この自身への説明の習慣が「説明スタイル」
説明スタイルは意識に上がってこないことも多い。
結果の原因が、永続的かつ普遍的ですべて自分で背負う傾向にあると解釈するのが悲観的な説明スタイル。
逆に、原因は一時的かつ特定の状況のもので自分がすべて背負う必要はないと解釈するのが楽観的な説明スタイル。
悲観的な説明スタイルは、その状況と思考のプロセスを記録し、反論していくことで楽観的な説明スタイルに変えることができる。このときに有効なのがABCDE方式。
とはいえ、他責な姿勢を公にするのは相手の攻撃性や抵抗を引き出しそうなので、自分自身の内面における説明と相手(外面)への振る舞いは分けて捉えた方が良さそうだ。
説明スタイルとABCDE方式、しばらく意識してみよう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
楽観的になるために、悪いことは特定で一時的で外的なものと考え流ようにする。
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少し古い本ですが、読み応えがありました。
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Kindle Unlimitedにて。
楽観主義と悲観主義、前向き思考とうつ病に関する本であった。
オプティミストとは楽観主義。
20世紀の本であったが、未だ有用であると思う。
長いので、ちょっと読み切るのが大変だった。 -
アメリカ心理学会の会長が提唱するポジティブ心理学。悲観主義者のデメリットを挙げ、どうすれば楽観主義者になれるのかを説いている。
成功者のほとんどは楽観主義者であるという話は頷かされる内容だった。 -
GRIDからの参考図書。GRIDの著者はセグリマン博士のお弟子さんです。自分は楽観主義と思っていたがちょいと違った。楽観主義的思考の大切さとGRIDでも主張されているが、悲観主義から訓練で楽観主義的思考に変われる。勇気付けられる。
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もっと前に読んだら楽観的に生きられた?
結構役に立つ。 -
よいことは自分のおかげ、悪いことは自分以外の要因のせい。どちらもあっさりあっけらかんとすぐに処理し、次の行動に向かっていく。それが何事も成功に導く。
分かってはいるけど、自責を尊ぶ文化に染まるとなかなかに難しい。自分のせいにする。それが根本的で永続的なものと思ってしまうと不可逆になってしまう。
そんなときは自分に反論する。その考え方は真実か?思い込みじゃないか?他の見方もあるだろう、と。そうすると反論に真実への近道が見えてくる。反論を受け入れざるを得ないことが明白になってくる。
ということで、結論、楽観的になろう。ということ。 -
楽観主義がうつ病を治す
うつ病の理由は悲観主義
説明スタイルこそが楽観主義と悲観主義を決める。
楽観主義には誰でもなれる。
楽観主義には、ABCD(反論)E(元気付け)
なんども考えてしまうことが反芻。これも悲観主義に影響する。回避するコツは、決定を後回しにすること。